早いもので、今日で9月も最終日。明日からは、10月に入ります。
10月は神無月と言い、神様が居ない月とも言いますが、、、 それと関係があるかは分かりませんが、10月は歴史的に見て、株価暴落の多い月になります。
▼ブラックマンデーも10月に起きた
その10月の中でも特に、7の付く年に大きな出来事が起こるケースが多いのです。
【7の付く年の10月危機】
1987年 ブラックマンデー
1997年 アジア通貨危機・日本の金融危機
2007年 サブプライムローン問題
今年は2017年で、7の付く年です。
今年は、一体、何が起こるのか?、、、管理人は、今から戦々恐々としております。
ところで、なぜ、このように7の付く年は、こういう出来事が多いのでしょうか?
その理由については、、、
実は、下記の本に、そのヒントが描かれています。
▼六甲伝
▼本間宗久翁秘録
六甲伝から読み解く、、、7の年に変化の多い理由
まぁ、詳しい理由は、上記の本を見て頂ければ良いのですが、
簡潔に理由を述べると、、、
7の付く年に変化が多い理由は、十干十二支の循環の作用に依るものなのです。
六甲伝の中には、六甲本伝循環図なるものが掲載されていますが、
大まかな流れとして・・・
『米相場は、3月甲月になる年(7の付く年)に中底を迎え、
7月甲月になる年(0の付く年)の大天井に向かって上昇する』
、、、という法則があるのです。
それを、イメージで表すと↓こうなります。
甲月とは、十干の甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干の最初の甲を示し、
それぞれの年で、甲月になる月は変化ます。
(詳しくは、年・月・日の干支参照)
そして、3月甲月とか7月甲月の表現は難しいですから、
それらを、現代の年号に置き換えたのが、下記の図です。
見て貰うと分かりますが、、、、
7の付く年(の後半)は、ちょうど、米(商品)相場が中底を付ける時期なのです。
ここで、商品相場の代表的なものとして、(日本では米が一般的ですが)
世界的に見れば、小麦の方が代表的でしょうから、その長期チャートを見て下さい。
▼小麦価格の長期チャート
おおまかにですが、、、
7の付く年から0の付く年に向かって、価格が跳ね騰がる傾向、見てとれませんか?
このように、7の付く年というのは、
特に穀物価格が底値を付け易い年である!と言えると思います。
7の付く年には、株価暴落が多いのも特徴ですが、これを言いかえるならば、、、
株価から穀物相場への、グレートローテーションが起こる!
と言ってもいいのかもしれませんね。
7の付く年の10月は「辛月」、、、さらに旧暦8月の「酉月」
この7の付く年は、3月が甲月になるのですが、
7の付く年の10月は十干で言うと、「辛月」になります。
【辛】は、"金の弟(かのと)"であり、五行で陰性の金属性を持ちます。
また、今度は、十二支で考えてみますと、、、
7の付く年の10月は、おおよそ"旧暦八月"に該当するのですが、
この旧暦八月は、十二支で言うと、「酉月」になります。
酉月は旧暦8月(概ね新暦9-10月) であり、
【酉】は、五行は金属性であり、陰陽は陰である。
※【酉】は十干の【辛】と全く同じ属性を持つ
・・・ここまで書くと分かるでしょうか?
7の付く年の10月は、まさに、辛酉の年月に該当するのです!
辛酉革命(しんゆうかくめい)に気をつけろ!
歴史的に、辛酉 (かのととり) の年には大きな社会変革が起るとする説があります。
これを、辛酉革命(しんゆうかくめい)と言います。
この辛酉の時は、金属性が強くなり過ぎて、人心が冷え社会変革が起こり易いとされます。
日本書紀で、神武天皇が辛酉の日や辛酉の年を選んで即位しているもの有名ですね。
神武天皇の東征開始日も辛酉の日で、
神武天皇が橿原で即位した時も辛酉の年でした。
したがいまして、、、先ほどの六甲本伝循環図は、
まさに、辛酉 (かのととり) の年周りを、相場面から、言い当てたものだと言えるのです。
まぁ、それで、辛酉革命を考慮すると、、、
恐らく、この先、世界的に民衆の反政府デモなどが起こり易くなると思います。
特に、アメリカは気を付けた方が良いです。
白人と異民族との間で、暴動に繋がり易い地合いがあり、注意が必要です。
また、サウジアラビアでの王権に対するデモなども気を付けた方が良いと思います。
恐らく、こう言う事を繰り返し、株価暴落、商品相場が高騰していく、、、
と言う流れになるんでしょう。
参考:1957年の日経平均
ちなみに、下記は、今年と全く干支が同じ60年前の1957年の日経平均です。
見事に、10月から大きく株価が下落していますね。
▼1957年の日経平均(※画像クリックで拡大します)
▼見事に、1957年に株価は低迷している・・・
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なお、明日10/1は、日柄の面でも辛酉(かのととり)です。
酉の年の酉の月(辛の月)、酉の日という、まさに、金属性のオンパレードで、
限りなく要注意の人も言えるので、注意しましょう。
・・・とにかく、7の付く年の10月は大きな社会変動に気を付けて下さい。