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在原業平の隠棲の地、滋賀県高島市マキノ町在原を訪ねて②

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前回は、「在原業平の墓」を尋ねて自転車旅で、
滋賀県高島市マキノ町在原を訪問した所まで紹介しました^^

▼伝、在原業平の墓


今回は、その在原村を訪ねて・・・の続きです^^;




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今もなお昭和以前の香りが漂う在原集落

滋賀県高島市マキノ町在原は、もの凄い田舎でして、、、
現在も昭和時代以前の名残を多く留めた地域です。

村の周囲は、棚田のような田園風景が広がっています。

そして、村の家々は、全部ではないですが、
約3割くらいは、下記の様な茅葺屋根が今も現存しています。


特に、茅葺屋根で凄いなと思ったのが、下記の家。
茅葺屋根だけでなく、周囲までトタンで覆ってあります。

これは何故かと言うと、この在原は豪雪地帯でして、、、
冬の間、下記のように囲っておかないと、雪でうずもれてしまうんですね。

だから、トタンで周囲を覆ってあるのです。
(下記の家は、管理が大変なので、冬場の姿を留めたままなのでしょう)


下記のように、トタンだけでなく、木材で囲っている家もあります。



そして、下記の様な朽ちかけたボロボロの土塀の小屋も。。。
非常に味のある建物です。



在原の村の中は、基本的に店舗は、(わずか1店舗を除いて)他にはありません。
その唯一の店と言うのが、、、「在原の業平そば」です。


本当は、管理人、ここのそばを食べたかったんです^^;
ですが、自転車旅の途中で、朝9時頃に訪れた事もあり、当然閉まってました。

(ちなみに、「在原の業平そば」は、そば以外にもジビエ料理も食べさせて貰えます。
営業時間は朝11時から昼14時までです)


村の見どころと言うのは、在原業平の墓や街並み以外はありませんが、
村の中央には、村の鎮守である「日吉神社」がありました。


ただ、ここも、由緒書きなども無くて、
特に、在原業平の伝説などが残っているという訳ではなかったです。


村の中央を流れる竜田川

ただ、在原業平の関連で、非常に面白いな!と思ったのが、その地名です。

実は、この村の中央を流れる川、、、良く見ると、竜田川になっているんですね^^;


皆さんご存知でしょうが、「ちはやふる・・・」の句に出てくるのが竜田川です。


在原業平朝臣

ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは


まぁ、上記の句の竜田川は、「風神」を祀る古社『龍田大社』のある
奈良県の方の竜田川であるのは間違いありませんが、、、

それでも、この在原業平のあまりにも有名な和歌の影響でしょうか。。。
恐らく、後世の人が、村に流れる川の名前を、竜田川に替えたんでしょうね。


とまぁ、こんな感じで、在原業平の隠棲の地を巡って見た訳ですが、、、
改めて思ったのは、「なぜ、在原業平は晩年になってここに住んだのか?」ってことですね。

京の都会とは比べ物にならない外部の人が殆ど来ない田舎で、しかも、山の中の豪雪地帯です。
そんな所に、晩年住むようになった彼の想いはどんなだったのだろう?と思いますね。

思えば、在原業平が仕えていた惟喬親王も、山中で隠遁生活をしていましたが、
木地師繋がりで、裏のネットワークとかがあったのかもしれませんね。
(少し離れますが、隣の朽木村にも、木地師の村があったりします)


ま、そんな感じで、色々と思いを馳せつつ、お盆休みに在原村を巡ってきました^^;


最後は、在原村から、白谷温泉へと抜けて、マキノのメタセコイア並木も見て来ました。

▼メタセコイア並木


たまには自転車で巡る旅も良いもんですね^^

良かったら、あなたも、琵琶湖一周の自転車旅やってみて下さい^^ノ


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日本農業技術検定3級+2級学科試験を受験して・・・

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当サイトは、今年は例年に比べ、緩めの更新ペースになっておりますが、、、
その理由として、管理人が各種スキルUPのため資格勉強をしていたせいもあります^^;

で、その勉強していた科目の一つ(二つ)が、農業系の資格でして、、、
全国農業会議所の『日本農業技術検定3級+2級学科』です。


まぁ、これからの世界は、世界的な食糧危機になる事も見据えて、
農業はある意味、必須スキルだと管理人は考えています。

それで、その農業の基礎知識を学ぶ上では、
日本農業技術検定は、農業を志す人の初歩的な知識を問うものです。

年間2回、7月と12月に試験が実施される訳ですが、
管理人は、7月に、日本農業技術検定の3級と2級学科の二つを同時受験してきました。


それで、実は、本日8/26、、、
その『日本農業技術検定3級+2級学科』の試験結果が返ってきました^^;

まぁ、試験勉強は、2ヶ月ほどかけてしっかりやったつもりですが、
自己採点の結果では、3級は合格する都思われましたが、、
2級の方は、どうも合格点に達してないと思われたので不合格と思ってました。


しかし、今日、返ってきた試験結果の通知を見てみますと、、、


なんと!3級も2級学科も、両方とも合格していました^^ノ



危ないと思っていた2級学科試験の方は、
受験科目毎の得点調整によって、合格基準点が下がっていたみたいです。

多分、それに救われた形で、、、なんとか、ぎりぎり2科目同時合格出来ました^^


取りあえず、2ヶ月間の試験勉強が無駄にならずに良かったです^^

地道な努力が、報われた形となりましたが、これはまだ、初歩。
今度は、冬に行われる(日本農業技術検定ではなく)日本農業検定3級・2級の方も、
またチャレンジしてみたいと思ってます^^


ここ数年、管理人は、色々な農業系スキルを取得していますが、
農業系資格は、取っておいて損はないと思ってます。

昨今、株価が大幅下落していますが、経済が破綻し、
幾らインフレになろうとも、それで国家は潰れることはまずありません。

本当に危機的状況になるのは、、、食べる物が無くなった時です。
それが、本当の国家にとっての亡国の危機になります。


<水野南北『相法極意修身録 』巻之一より引用>

一天万乗の天皇も五穀の豊作を祈願される。
食と言うものは、恐るべきものである。

万物の価格が幾ら高騰(インフレ)しても、それによって国家が転覆する事はない。
亡国亡民は五穀の欠乏から起きるものである。


日本はTPPによって、食糧自給率を、50%⇒45%まで引き下げようとしていますが、
国家の要とも言える食糧を他国任せにするようでは、、、国家の基盤も危ういものです。

国が対応できないならば、、、
せめて、庶民レベルで、国民一人一人が準備していくしかないかと考える今日この頃です。



▼食は運命を左右する―現代語訳『相法極意修身録』
(結構凄いこと書かれているので、読んでほしい本です。三度読むことをオススメします)

患難時代の幕開けか?ロシアのシリア介入と聖書の預言

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久しぶりの記事になります^^;

今まで1ヶ月半ほど記事更新サボってしまい、すいませんm(__)m
(なお、これからも、ちょくちょくサボります、、、ってオイ(笑)


まぁ、久しぶりに記事を書くのには、、、それなりの理由があります。
と言うのも、世界情勢的に、見過ごせない事態に入りつつあるのが分かるからです。


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ついに、動き始めたロシア、中東情勢は大混乱に・・・

皆さんもご存知の通り、2015年9月30日に、ロシアのプーチン大統領は
連邦院(上院)に対してシリアへのロシア軍投入を認めるよう提案し、即刻了承されました。

そして、その後、シリアへの軍事介入を強め、
昨日10/7には、ついにカスピ海からミサイル発射の事態にまで発展しています。


10月7日記事:カスピ海からミサイル発射=シリア攻撃、一気に拡大―ロシア

▼空爆を行ったロシア軍のスホイ24戦闘爆撃機


【モスクワ時事】ロシアのショイグ国防相は7日、
ロシア海軍の4隻が同日朝にカスピ海から巡航ミサイル26発を発射し、
シリア領内の過激派組織「イスラム国」の11拠点を攻撃したと明らかにした。

南部ソチで、プーチン大統領に報告する様子を国営テレビが伝えた。
これまでの空爆作戦から軍事行動を一気に拡大させた。

ロシアは9月30日、同組織と戦うアサド政権を支援する名目で、
シリア西部ラタキアの空港を拠点に空爆を開始。

プーチン大統領は「地上作戦は行わない」と説明しているが、
海軍も参戦させたことで、ロシアの「対テロ」作戦は新たな段階に入った。


このように、ロシアがついにシリアにおいて、直接的な軍事介入を行うようになりました。

恐らく、今後は、これを発端に、、、
第三次世界大戦の第一幕(前半)へと動いていく事になると思います。

それによって、世界は大きく動き始めることになると思います。
(今までのような平和な世界とは、まるっきり変わっていく事になるでしょう)


なぜ、ロシアが動き始めることが怖いのか?

今現在において、日本ではシリア問題を対岸の火事の様に見ている人は多いです。

しかしながら、このシリア問題も、ロシアが動くことによって、
世界的に、大きな動乱の広がりを見せることになるかも知れません。


今回、ロシアにとって本国から離れた戦場での軍事的関与としては、
1979年の旧ソ連のアフガニスタン侵攻以来、、、実に、26年ぶりになります。

▼アフガニスタン侵攻時の旧ソ連軍


これまで、ロシアは、26年間、ずっと沈黙を守ってきたのです。
ところが、、、

その沈黙を守ってきたロシアが、ついに動き始めたのですから、、、
これは世界的な一大事件なのです。


管理人は、このロシアの動きが、以前から凄く気になっていました。

今現在、多くの日本人は、対中国への戦争に対して危惧している人が多いですが・・・
管理人は、ハッキリ言って、中国との戦争は全く考慮していません。
(中国との戦争は起きないと思ってます)

むしろ、本当に、日本にとって脅威となるのは、管理人はロシアだと思います。

それは、何故かと言えば、、、
管理人自身、今まで様々な預言を調べていて、そう思うから、、、としか言えません。


聖徳太子の未来記での解釈

例えば、聖徳太子の未来記にはこう言う記述があります。


<「太平記」に記載されている「未来記」の一文>

人王九十五代(※九十六代とも)に当たり、天下一たび乱れて主安からず。
この時、東魚来たりて四海を呑む。

日、西天に没する三百七十余日、西鳥来たりて東魚を食う。

そののち、海内一に帰すること三年、●猴(ミコウ:猿の意味)のごときもの
天下をかすむること三十余年、大凶変じて一元に帰すなり。

まぁ、上記の現代版の解釈は、こちらの記事で書いたんですが、
今現在、世界に置いて、四海を呑める様な勢力と言えば、ロシアかアメリカ、中国くらいです。

ただし、中国は、内陸過ぎて、四海とは言いづらいのがあります。
また、アメリカも、今現在、財政問題等から世界中から兵を撤退させている状態です。

したがって、残る四海を呑めるような勢力は、現時点で、ロシアしか考えられないのです。
(そして、四海には日本海が入っている可能性にも留意したいですね)


▼ロシアから考えた四海


聖書に預言されている「北の勢力」

さらに、聖書の記述も参考にしてみましょう。
聖書には、終末の預言として、エゼキエル書38章に、下記のように書かれています。


エゼキエル書38章より>

主の言葉がわたしに臨んだ、
「人の子よ、メセクとトバルの大君であるマゴグの地のゴグに、
あなたの顔を向け、これに対して預言して、言え。

主なる神はこう言われる、
メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。

わたしはあなたを引きもどし、あなたのあごにかぎをかけて、
あなたと、あなたのすべての軍勢と、馬と、騎兵とを引き出す。
彼らはみな武具をつけ、大盾、小盾を持ち、すべてつるぎをとる者で大軍である。

ペルシャ、エチオピヤ、プテは彼らと共におり、みな盾とかぶとを持つ。
ゴメルとそのすべての軍隊、北の果のベテ・トガルマと、
そのすべての軍隊など、多くの民もあなたと共におる。

あなたは備えをなせ。
あなたとあなたの所に集まった軍隊は、みな備えをなせ。
そしてあなたは彼らの保護者となれ。

多くの日の後、あなたは集められ、終りの年にあなたは戦いから回復された地、
すなわち多くの民の中から、人々が集められた地に向かい、
久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。

その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる。
あなたはそのすべての軍隊および多くの民を率いて上り、
暴風のように進み、雲のように地をおおう。

(中略)

それゆえ、人の子よ、ゴグに預言して言え。
主なる神はこう言われる、わが民イスラエルの安らかに住むその日に、
あなたは立ちあがり、北の果のあなたの所から来る。

多くの民はあなたと共におり、みな馬に乗り、その軍隊は大きく、その兵士は強い。
あなたはわが民イスラエルに攻めのぼり、雲のように地をおおう。

ゴグよ、終りの日にわたしはあなたを、わが国に攻めきたらせ、あなたをとおして、
わたしの聖なることを諸国民の目の前にあらわして、彼らにわたしを知らせる。

(中略)

しかし主なる神は言われる、
その日、すなわちゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、わが怒りは現れる。

わたしは、わがねたみと、燃えたつ怒りとをもって言う。
その日には必ずイスラエルの地に、大いなる震動があり、海の魚、空の鳥、野の獣、
すべての地に這うもの、地のおもてにあるすべての人は、わが前に打ち震える。

また山々はくずれ、がけは落ち、すべての石がきは地に倒れる。

主なる神は言われる、わたしはゴグに対し、すべての恐れを呼びよせる。
すべての人のつるぎは、その兄弟に向けられる。

わたしは疫病と流血とをもって彼をさばく。
わたしはみなぎる雨と、ひょうと、火と、硫黄とを、
彼とその軍隊および彼と共におる多くの民の上に降らせる。

そしてわたしはわたしの大いなることと、
わたしの聖なることとを、多くの国民の目に示す。
そして彼らはわたしが主であることを悟る。


少し長い文章ですが・・・
ここでのポイントは『北の果て』という記述です。

これは、イスラエルから見て、北の果てです。
しかも、単なる北ではなくて、"果て"ですので・・・その国は一つしかありませんね。


そう、、、その国はロシアしかいないのです。

ですので、管理人は、エゼキエル書に預言されているゴグはロシアだと思います。
さらに、下記のように、ロシアには多くの同盟諸国も数多く居ます。

(多くの同盟諸国を従えているからこそ、ロシアは四海を呑める勢力なのです)


ペルシャ、エチオピヤ、プテは彼らと共におり、みな盾とかぶとを持つ。
ゴメルとそのすべての軍隊、北の果のベテ・トガルマと、
そのすべての軍隊など、多くの民もあなたと共におる。

  • ペルシャ=現在のイラン
  • エチオピア=現在のエチオピア(?)
  • プテ=リビア・チュニジアなど北アフリカ諸国
  • ゴメル=ドイツ・ポーランド辺りの国々
  • ベテ・トガルマ=のアルメニア人の地域(現在の南ロシア)

したがって、、、北の果ての勢力、、、
ロシアが海外に派兵すると言う事は、、、聖書預言に徐々に近づいていることの証です。


なお、聖書預言では、終末には、「飢饉」や「地震」が頻発すると書かれていますが、
仮に地球寒冷化による「飢饉」の場合、その影響を最も受けるのは、、、
北の高緯度地域に位置するロシアです。

食糧不足になれば、周辺国を襲い食糧を略奪するのが歴史の常です。
そういう意味でも、ロシアは、今後、気候変動による食糧難に遭い易い地域でもあります。
(参考:地球寒冷化はいつまで続くのか?~地球寒冷化のメカニズム~

ですので、ロシアが飢饉となった場合、彼らの南下に、特に気をつけなくてはいけません。


参考:
なお、日本の『ひふみ神示 』にも下記のように書いています。。。

北から攻めて来たらいよいよのことぞ、南、東、西みな大切なれど
北を守って呉れよ、北から来るぞ。
(上つ巻・第二十五帖)

日本から見て北とは何処の国でしょうか?

中国、、、な訳がありませんよね。
(そういう意味で、預言的に捉えると、中国との戦争を考えるのはナンセンスいう他ありません)


イスラエルと準同盟国になっている日本

現在は、まだロシアは、シリアで反政府側の勢力に対してのみ空爆等を行っていますが、
聖書預言を考えるなら、この先、いつかロシアはイスラエルと対峙する日が来るでしょう。

そして、そんなイスラエルと準同盟国になっているのが、、、この日本です。

▼2014年5月12日
安倍総理とイスラエルのネタニヤフ首相が「日本・イスラエル共同声明」に署名


したがって、ロシアが日本を攻める理由(口実)は大いにある訳ですね。


問題は、そのタイミングですが、今後、もしロシアと日本とが戦争をするとすれば、
ロシアがイスラエルと対峙する、その前後、、、ではないかと思います。

それが、いつ来るかは分かりませんが、、、
恐らく、不意打ちのような形で来ると、管理人は予測しています。
(第二次世界大戦時も、ロシアは不意打ちで日本に攻めてきました)

だから、ロシアが動いた今、あまり看過できない状況に入りつつありますし、
いよいよ、聖書に預言された「患難時代」の幕開けかな・・・という気がする訳です。


最後に、ユダヤ教のラビ(チャイム・ボロシネル)は、ユダヤ人にこう警告しています。
『ロシアが国境を超えたら、いよいよ終わりの時の準備をせよ』


我々日本人も、今のシリアを対岸の火事と考えるのではなく、
そろそろ、終わりの時の準備をしておいた方が良いのかも知れませんね。。。


ちなみに、"終わりの時の準備"には、「備蓄等の備え」だけでなく、
「霊的な備え」という意味も、含まれます。

日本人は無宗教の人が多いですが、患難時代に突入する前に、今一度、
今までの自分と神様との関わり方を見直されてみてはいかがでしょうか?


▼今回の記事を書く上で、参考にした本です
(10年以上前の本ですが、現代の情勢とピッタリ合致していてビックリします)

上記を見れば、「霊的な備え」の意味も分かる、、、はずですよ?


2016年の日本と世界の将来予測(あくまで予測です)

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明けましておめでとうございます。
本年も、当サイトを宜しくご愛護の程を宜しくお願いしますm()m

昨年末から、当サイトは休みがちになっております^^;
楽しみにしている方には、申し訳ありません。

しかし、管理人自身、ブログを辞めたつもりは全くありませんので、
(休みがちではありますが)これからも、ちょくちょく更新はさせて頂きます^^;

さて、例年、その年の初めに、日本と世界の将来予測をしているのですが、、、
2016年も(懲りずに)将来予測をしたいと思います^^;


下記に述べる事は、あくまで管理人の予測です。
様々なデータや預言などに基づいて予測してますが、当たらない可能性が非常に高いです。

それをご承知の上で、妄想予測だと思って気軽にご覧ください(笑


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日本の136.5年周期の考察から・・・

管理人は常々、当サイトで136.5年周期の考察をしておりますが・・・


136.5年周期の節目は、2013年前後であるはずなので、、、
このサイクル予測はは当たらなかったのか?・・・という見方もできます。

しかしながら、管理人は、この最終サイクルは、延長している可能性が強いと考えています。

金融占星術のレイモンド・メリマンも述べているように、
「しばしば、長期サイクルの最終サイクルは、
それまでのサイクルと比べて、短縮・延長するケースが多い」
とも述べています。


基本的に、この136.5年周期の節目では、136.5年ごとに、日本の政局や権力体制などが、
根本的な方針転換が迫られる時期と合致している事が多いです。

しかし、今回のケースは、自民党政権がそのまま存続していますので、
最終サイクルは、まだ延長している可能性が強いと思われます。

仮に、自民党政権が一度に崩壊するような事態になった時こそが、、、
その時が、136.5年周期の節目であるように、管理人は考えています。


伊勢志摩サミットが行われる2016年

では、この136.5年周期の節目は、いつ訪れるのでしょうか?

これについて興味深いことに、、、
どうも、この日本の136.5年周期は、日本の緯度とも絡んでいるような気がしています。


すなわち、「日本の136.5年周期と地理的考察」でも述べましたが、、、
日本の136.5年周期は、地理的にも日本の神道祭祀の中心地・伊勢神宮の位置とも絡んでいます。


  • 伊勢神宮内宮        北緯34度27分18秒, 東経136度43分33秒
  • 伊勢神宮外宮        北緯34度29分14秒, 東経136度42分13秒
  • 伊勢神宮伊雑宮       北緯34度22分50秒, 東経136度48分33秒

では、この伊勢神宮において、何か大きな政治的な事柄があるか?と考えれば・・・
この2016年に限っては、、、あるんです!


それは、、、伊勢志摩サミットです!


▼伊勢志摩サミットのメイン会場となる伊勢志摩観光ホテル


政治と祭祀とは密接な関係があります。
政治が動く時には、祭祀も動きます。。。

今の安倍政権の背後には、神道系の日本会議が控えていると噂されておりますが、
今回、伊勢志摩サミットの開催地決定には、祭祀面でも何らかの関わりがあるのではないか?
・・・と管理人は思わずには居られないのです。。。


▼2013年式年遷宮で新しくなった伊勢神宮内宮


ユダヤが欲する契約の聖櫃(アーク)

あくまで噂に過ぎませんが・・・

伊勢神宮の内宮は階段を上った、斜面の上に築かれており、
その地下は空洞となっていて、地下部には、隠された地下殿があるとも言われています。

そして、その地下殿には、内宮の御神体として、、、
三種の神器のうち、「八咫鏡」があるとも、常々噂されています。
(※ちなみに、御所の賢所に置いてある「八咫鏡」は、本物のレプリカです)


普段は人目に全く触れることが無い「八咫鏡」ですが・・・

その「八咫鏡」を、明治時代にその実物を見たという、
時の文部大臣「森有礼(もりありのり)」の話によると、、、

伊勢神宮の八咫鏡の裏面には、ヘブル文字で、
「エヘイェ・アシェル・エヘイェ」(「我は在りて有る者」のヘブル語
(出エジプト記三・一四の言葉)
と刻まれているのを自分で見たという。

レムナントより】


という話もあり、一説に、「八咫鏡」=「十戒石板」であるとも言われています。


これが本当だとすれば、、、

「十戒石板」は、元々、契約の聖櫃(アーク)の中に安置されていたものなので、
日本の伊勢神宮に、契約の聖櫃(アーク)も渡って来ている可能性は高いと言えます。

▼契約の聖櫃(この中には十戒石板が収められていた)


ユダヤは長年、この契約の聖櫃(アーク)を欲しています。

彼らが、長年建設を希望しているエルサレム神殿に、無くてはならないもの・・・
それが、契約の聖櫃(アーク)だからです。


聖書思想やオカルト的思想で考えないと分からない事ばかりですが・・・
この様な事が、もし本当だとするならば、、、

この136.5年周期の節目で、行われる伊勢志摩サミットにおいて・・・
こうした祭祀的な事柄も、動きだすきっかけになる―? かもしれません。。。


まぁ、仮に、伊勢神宮に契約の聖櫃(アーク)があったとして、、、
もしも、それが、国外(イスラエル)に持ち出されるような事があるならば、、、

それはつまり、イスラエルのエルサレム神殿の建設の本格化が為されるとともに、
中東での(神殿建設を邪魔するイスラム教の)「岩のドーム」が取り除かれる自体を意味します。

そうすると、一気に、中東は、さらに大混乱の事態になりかねない訳です。


・・・とにかく、伊勢志摩サミットは、何らかの自体の引き金になりそうな気配もあるので、
その動向には注意が必要であると、管理人は考えます。


タイムリミットは、、、あと1年半か?

管理人は、常々、消費税の増税に対して、まるで、時計の針の様だ、、、と思っています。


本来2015年10月に施行されるはずだった消費税10%が1年半延長されて、
10%の施行は2017年4月まで延期されました。

管理人は、この税率10%の数字には、大きな意味があると思います。

ゲマトリアの象徴では、10には物事の完成というような意味もあります。

また、聖書において、十分の一税のように、古代から10%には大きな意味がありました。
(※キリストの磔刑時も、神殿税として税率10%が徴収されていました)


日本の財政状態的に考えても、税率10%以上は、さすがに庶民の反発も大きく、
早々動かせるものではないと考慮すると、、、消費税の税率アップも10%が限界でしょう。

そう考えると、庶民の消費税UPでなんとか支えていた日本の長期金利も、
これ以上は、さすがに、その担保が賄えない状態になると思います。

下記の長期金利の動向を見ても、かなり煮詰まっているのがお分かりになると思います。

▼日本の長期金利の長期チャート(数字はエリオット波動の番号)


1990年9月に8.7%をつけた長期金利は、2003年6月頃に底をつけ一旦反発しましたが、 その後、再度下落していき、2016年1月現在も低下の一途をたどっています。

1990年9月⇒2003年6月までに要した期間は、12年9ヶ月です。
そのままの期間を当てはめると、2003年6月+12年9ヶ月=2016年3月です。

つまり、期間的な相対性を考慮すると、この春辺りから、
何らかの長期金利の反発の兆候が現れる出てくるのではないか?と管理人は考えてます。

そして、遅くとも、消費税10%が施行される来年2017年中までには、
長期金利は大底をつけて、反発上昇するのではないか?と管理人は考えています。


いずれにせよ、2017年4月の消費税10%アップまでの残り1年半が、
日本が大きく変貌する前の、最後のタイムリミット的な期間になると思います。


だからこそ、今の内に、しっかりと備えをしておくべきだと思いますね。


放射能の影響が現れるのも、今年と来年からか―?

それと、もう一つ考えておかなければならない事に、放射能の影響があります。

チェルノブイリの事例で考えますと、、、
その事故の影響は、5年目・6年目で、大きく如実に激増するようになります。


2016年は、この病気が激増する一歩手前の段階で、
2017年ともなると、その影響は一気に目に見えて分かるようになると思われます。

こういった放射能の面でも、今の日本のままでいられるのは、
あと、もうほんの僅かな期間でしかないように思われるのです。


1986年4月26日のチェルノブイリの事故では、その後、1991年12月25日に
ソ連大統領ミハイル・ゴルバチョフの辞任に伴い、ソビエト連邦が解体されました。


ちなみに、ゴルバチョフは、後に、2006年4月の「チェルノブイリ」20周年の際、 旧ソ連の崩壊の真の原因はペレストロイカではなく「チェルノブイリ」だと述べています。

つまり、原発事故後、5年と8ヶ月で、ソ連崩壊をもたらした訳ですが、、、
日本の場合は、どうでしょうか?


2011年3月12日に原発爆破事故があり、単純に5年8ヶ月を足すと、、、
そのXデーは、2016年11月12日となります。

歴史は繰り返すとも言いますが、、、
現代に生きる我々は、過去を元に、それを教訓として、予測に活かすべきと考えます。

だからこそ、今年の秋は、、、要注意である!と述べておきます。

ソ連の場合は国家の解体となりましたが、、、果たして日本はどうなるでしょうか?


※ちなみに、五島勉氏の「聖徳太子「未来記」の秘予言 」によると、
「クハンダによって、東の都は親と七人の子供のように分かれる」
・・・とも預言されていたりするようです。

日本の再浮上はあるか―?

さて、暗い予測ばかりが続きますが・・・
絶望的に思われる中でも、日本の復活はあるのでしょうか?

管理人は、、、「ある!」と思います。

日はまた昇る、、、というように、時間はかかるでしょうが、、、
いつか、再び、日の目を見る時が来ると思いますので、じっと我慢しましょう。


そして、出来る事ならば、今の内に、自分自身の今までの生き方を反省して、
お金によらない自分自身のあり方を模索していければ、、、と思います。
(貨幣経済に代わるものが、日本から生まれるのではないかと、管理人は期待しています)

まぁ、この2016年を、しっかり次世代の準備と出来るかどうかは、あなた次第です。
くれぐれも刹那的な生き方はせずに、地に足付けて、しっかり頑張って行きましょう^^


日本マクドナルドの撤退が暗示する、日本の将来

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昨年の12月後半に、下記のような記事がありました。


日本マクドナルド"身売り"検討 米本社主導で業績悪化...カサノバ社長退任へ

業績悪化が続く日本マクドナルドホールディングスについて、
米本社が約5割を握る保有株の大半を商社や国内外の投資ファンドに
売却する方向で打診していることが分かった。

話がまとまれば、サラ・カサノバ社長ら米本社から派遣された現経営陣に代わり、
株式の譲渡先主導で経営再建を進めることになる。


要するに、日本国内のマクドナルドが、本国から切り離されて身売りされる
・・・というお話ですが、実は、この「マクドナルドと戦争」には、ある法則があります。

それが、黄金のM型アーチ理論と呼ばれるものです。


日本マクドナルド身売りと、、、戦争の関係

これは、今から約16年前に新聞紙上に掲載された、
ニューヨークタイムズの記者トーマス・フリードマンが発見した法則です。

トーマス・フリードマンの著書『レクサスとオリーブの木』の中で、
フリードマンが提唱した外交理論には、下記のように書かれてあります。


ニューヨーク・タイムズ紙のトーマス・フリードマン記者は、(中略)
マクドナルドでハンバーガーを食べているうち、言葉には出さなかったが
「エウレカ(※分かった!の意味)」と叫んだ。

▼トーマス・フリードマン


それは「1999年の半ばの時点で、マクドナルドを有する任意のニ国は
それぞれにマクドナルドが出来て以来、互いに戦争をしたことがない

という発見だった。

(中略)

さらに範囲を広げて検証してみたが、例外はない。
そこでフリードマン記者は結論を下す。

ある国の経済が、マクドナルドのチェーン展開を支えられるくらい
大勢の中流階級が表れるレベルまで発展すると、
その国の国民はもはや(※自国では)戦争をしたがらない、
と。
(むしろ、ハンバーガーを求めて列に並ぶ方を選ぶ)


自国にマクドナルドがあるアメリカのように、外で戦争をしている国もあるため
単純にマクドナルドがある国は戦争をしない、とは言えないものの・・・

マクドナルドがある国では、その国内で戦争(内戦)は起こらない!

・・・という法則があるのです。

これが、黄金のM型アーチ理論です。


そして、この法則の要になっているのが、【中流階級層の存在】です。
中流階級層が多いほど、国内の経済格差は少ないと言えます。

つまり、不平等が少ないため、下剋上のような社会にはなり難い
=国内で内戦は起きない!

と言う事が言えるわけですね。


しかしながら、日本において、マクドナルド本社が日本マクドナルドを切り離すと言う事は、
とうとう、黄金のM型アーチ理論の支配下から解かれる事を意味します。


この法則の支配下から解かれるとどうなるか?
単純に逆の思考から、予測すると・・・


①まず、最初に、社会を支えてきた中間層が消えるでしょう。
(超裕福な人と貧乏人の2極化の社会になります)

②人件費のかかる、会社の中でも、中間管理職的な人材が、
今後、コストカット(首切り)の受難に会うことがおおくなることでしょう。

③そして、正社員も減らされ、いつクビにされてもおかしくない派遣労働者が増えます。
(実際、労働者派遣法改正案(平成27年9月施行)で派遣労働者が増えるのは間違いないです)


というような、労働者にとっては非常に厳しい状況になることが予測されます。



そして、問題は、、、日本が、最終的にどういう方向に進むのか?です。
富める者と貧しい者との格差社会となって、最終的に起こる事。。。

それは、、、下剋上の争いの世の中であろうと思います。


と言う事で、日本国内でも、今後、内戦の脅威に脅かされることになるかもしれません。
(※あるいは、日本国内で、他国と戦争になる可能性あり)


ちなみに、この事は、以前にご紹介した、下記の預言詩でも暗示されていたりします。

▼野馬台詩(東がスタート地点です)


王宮は衰退し、
天命は三公(※大臣のこと)に移った。
百王の流れはついに尽きて、
猿や犬が英雄を称した。

流星が野外に飛び、
(戦いを告げる)鐘や鼓が国中に響いた。

大地は荒れ果て、
果てしない世界は無に帰した。

(世の中には、天皇家を敵対視している人たちもいますが、)預言を考慮する限り、
天皇家が存在している間は、まだ治安も保たれ、平安に過ごせる分だけ良いのです。

しかし、天皇家(百王)の流れが潰えた時には、、、
それこそ、犬猿が日本国内の覇権を競うような世の中となり、
日本国内で、内戦の脅威が確実に増える
、、、と管理人は予測しておきたいです。

願わくは、天皇による治世が、このまま続いて貰いたいものですね。


迫りくる猫の国 番外編1:~日本人が猫好きになった隠れた理由とは?~

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以前に、管理人は、「迫りくる猫の国」と題して、シリーズ記事をまとめていました。



その中で、管理人は、"日本人が異常に猫好きになっている"事実を指摘しました。


現時点においても、その傾向は相変わらずで、人気ブログランキングの総合ランキングでは、
上位10サイト中に、"猫に関するブログは、なんと4サイト"もあります。

(上位30サイト中では、猫に関するブログが9サイトもありました)

▼2016年1/17時点のブログランキング(赤枠が猫に関するサイト)


・・・一方、猫に相対する代表ペットの犬はと言うと、
、、 上位30サイト中で、犬に関するブログはゼロで、31位にようやく1サイトあるのみでした。


思えば、近年流行った妖怪ウォッチも、猫のキャラであり、、、
ゆるキャラの先駆け的な人気を作った彦にゃんも、やっぱり猫なのです。




管理人は、「これほど日本人が猫好きになったのは何か理由がある!」と思いつつも、
このシリーズ記事を書いていた当時は、その明確な理由が見つかりませんでした。。。

しかし、、、

実は、最近になって、管理人は、、、
その背後に隠された"驚くべき存在"を発見してしまったのです。。。


驚かないで聞いて頂きたいのですが・・・
日本人が、猫好きになった隠された理由には、、、もしかすると、、、


寄生虫の存在が関与しているかもしれません

いきなり、唐突に出てきた寄生虫の存在ですが、、、

実は、近年になって、
とある寄生虫に寄生されると、、、なんと!人間が猫好きになってしまう
・・・と言う事が分かったのです。


その寄生虫とは何なのか?と言いますと、、、下記のトキソプラズマです。

▼トキソプラズマ

Wikipedia トキソプラズマ症より
トキソプラズマ症とは、トキソプラズマによる原虫感染症である。
世界中で見られる感染症で、世界人口の3分の1が感染していると推測されているが、
有病率には地域で大きな差がある。

健康な成人の場合には、感染しても無徴候に留まるか、
せいぜい数週間のあいだ軽い風邪のような症状が出る程度である。

このトキソプラズマは、元々の最終の宿主はネコ科の動物です。
したがって、本来は、人間は関係ないはずなのですが、、、

人間が、この寄生虫に罹患すると、、、
なんと人間の本来の思考を乗っ取り、猫好き人間に変えられてしまうのです。。。


この原理については、管理人も上手く説明が難しいので、
ここは、他サイト様にあった文章を拝借して説明致します。


驚きの「寄生虫によるマインドコントロール」

ちょっと長くなりますが、、、まぁ、読んでみて下さい^^;


驚きの「寄生虫によるマインドコントロール」(NHKEテレ・スーパープレゼンテーション)
──私たちも何者かに操られてはいないか?
より引用(一部管理人の方で改変)

私は、昔から、昆虫の生態については、興味があっていろいろな本も読み、
小さな虫たちの生き残りをかけた智恵と戦略には驚かされてきた。

ところが、11月5日放送で10日深夜に再放送された
NHKeテレの「自殺するコオロギ ゾンビ化するゴキブリ...寄生虫にまつわる物語」は、
一種の怖さも感じるような衝撃を受けた。

イギリスに在住するサイエンス・ライターのエド・ヨン氏が、
生き物の行動を、その体内にいる寄生虫が巧みに操っているという
摩訶不思議で、薄気味悪い話しを、ユーモアたっぷりに語る。

もしかすると、私たち人間の行動も影響を受けているかもしれないという
ショッキングな「可能性」にも言及する。


「シーモンキー」と呼ばれる、小さな小さなエビ(甲殻類)の仲間。

本名は「アルテミア・サリーナ」、通称「ブラインシュリンプ」で、
「シーモンキー」は商品名だそうで、昭和40年代頃少年だった方は、
この名前をすぐ思い出す人も多いだろう。

(中略)

このシーモンキー、たいていは単独で行動するのだが、
寄生虫に取り憑かれると大きな群れをなす。

しかも透明な体を赤くさせ、真っ赤な集団となって、何メートルにもひろがり、
フラミンゴがそれを見つけて格好の餌食となる。

▼赤く染まったシーモンキーの養殖池

エビは火に熱すると赤くなるが、どうしてシーモンキーが赤くなるのか?

寄生虫とは、サナダムシ

サナダムシは、シーモンキーに寄生して、目立つ色になって群れをつくらせ、
フラミンゴに見つけさせて、食べてもらい、フラミンゴの体内に入り込む。
そこで繁殖するためだ。

エド氏は「サナダムシは、シーモンキーの脳と体をハイジャックして、
フラミンゴの体内へとたどり着くための乗り物に変えてしまうんだ」
と言う。


エメラルドゴキブリバチは、体内に受精卵を持つと ゴキブリを探すようになる。

ゴキブリを見つけると、ゴキブリの頭に針を刺して、
針の表面にある小さなセンサーを駆使して脳の中の感触を探りながら、
ツボを見つけて脳内にある 2ヶ所の神経節に毒を注入する。

まるで"必殺仕置き人"のようだ。

この毒は特殊なもので、ゴキブリは死ぬこともなく、眠らせるわけでもない。

ゴキブリは歩いたり、走ったり、飛んだりも出来るし、
逃げたければ逃げられるのに、逃げられないようになっている。
「頭の中の危機感がオフにされてしまう」のだという。

"洗脳"されてしまったゴキブリは、ハチの巣へと連れていかれる。

エド氏が言うには
「まるで犬を散歩させるみたいに、ゴキブリは蜂の巣へと連れて行かれます。
そしてそこで卵を産みつけられ、生まれたハチは
ゴキブリの体を食べて飛び出してくるのです。



だから、いったん刺されてしまったゴキブリは、
もはやゴキブリというよりはハチの一部です。
自分の意志では何もできないんですから


そして「自殺するコオロギ」。

水の中で泳げないはずのコオロギが水に飛び込む。
それは、まるで自殺であり、溺れ死ぬか、魚に食べられるかほかに道はない。
このコオロギもまた、寄生虫に操られているのだ。

水の近くに来ると、
コオロギの頭を混乱させるタンパク質を出して 奇妙な行動を起こさせる。


そして水に入って溺れたコオロギの尻からは、長い「ハリガネムシ」が出てくる。
ハリガネムシはゴキブリの体内で育ち、タンパク質を出して、コオロギの脳を操る。

交尾するためには水中に入る必要があるため、
コオロギを水の中へと誘導するのだ。

コオロギが水に入ると、その体からハリガネムシが脱出するのだ。

これらが珍しい現象なのかといえばそうではない。
エド氏によれば「寄生虫による乗っ取りは、自然界では普通のこと」だという。


<!--管理人注:ココからが重要です-->

昆虫だけではない。哺乳類であるネズミの例もある。

「トキソプラズマ」、略して「トキソ」は、
目に見えないような大きさだが、ネズミを乗っ取って、操る。

ネズミはなんと、天敵である猫に食べられようとするのだ。


トキソが作る酵素はドーパミンの元になる。
ドーパミンは やる気や報酬に関わる物質であり、
この物質はネズミの脳の特定の部位、性的興奮を感じる部分などを刺激する。

トキソの出すドーパミンの合成酵素によってネズミの脳は操られ、
猫の尿の匂いに誘われて近寄り、それで猫に食べられてしまう。

ネズミの体を借りて猫の体内に入ったトキソは、そこで交尾をする。

我々人間と同じ、高等な哺乳類であるはずのネズミが、
下等な単細胞生物で神経系も、意識も、体すらないトキソに操作される。


でも 寄生虫はどうやって
宿主をこのように コントロールするのか? まだよくわかっていない。

トキソプラズマトが作る酵素は、やる気や報酬に関わるドーパミンの元になる物質。
この物質がネズミの脳の特定の部位、性的興奮を感じる部分などを刺激するのだという。

しかし、これらがどう組み合わされて
そのような効果になるのかについては今のところ明らかになっていないという。

エド氏は言う。
「僕ら人間だって哺乳類。つまり、脳の基本構造や構成要素、
そして寄生虫もネズミと共通なんです。
諸説はありますが、人間も3人に1人はトキソに寄生されている、という説も...」

トキソプラズマト感染者はほんの僅かだが、性格検査の結果に違いがあるとか、
交通事故に遭うリスクが若干高いとか、
統合失調症の患者の中には感染者が多い可能性も示唆されている
というが、
トキソの人体への影響については、専門家の間でも見解が割れているという。

エド氏は「交通事故率が高いとか、性格診断で違いがでる、なんていう話はある。
人間だけが寄生虫の影響を受けないなんてことは、あり得ないはずです。
人間だって脳を操作されることはありますよね、たとえばドラッグとか。
議論や宣伝なんかも人の考えを変える手段ですよね」と述べる。

エド氏は、
「寄生虫に乗っ取られたら終わりです。自分の意志では何もできません」
小さな寄生虫たちの"偉大な陰謀"に敬服したように言う。

私たち人間も、自分の意図で行動していると思っているが、
もしかすると、気がつかないうちに、影に潜む何者かによって、操られ、
影響を受けているのかもしれない。


いかがでしたでしょうか?

まぁ、ここで分かって頂きたいのは、、、
小さな寄生虫が、宿主の思考を乗っ取る可能性が存在すると言う事です。

そして同時に、、、
寄生虫は、本来の終宿主に食べられ易くなるように、寄生した動物の思考を変える、
・・・と言う事なのです。


上記事例は、猫が終宿主である「トキソプラズマ」が、ネズミが罹患した場合でしたが、、、
では、人間が罹患した場合は、いかがでしょうか?


実は、これについても、"とある研究者"が興味深い仮説を提唱しています。


・・・しかし、コレについては、記事が長くなるので、今回はココまで。
続きは、また次回と言う事で^^;

書き終えたら、下記に続きのリンクを張りますm()m


迫りくる猫の国 番外編2:~猫を畏れなくなった人々~

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今回の記事は、前回記事「日本人が猫好きになった隠れた理由とは?」の続きです。
は、人間に寄生する寄生虫の存在を示しました。

寄生虫は、微小な生物でありながら、最終宿主に寄生できるように、
寄生した動物の思考を乗っ取って、操ってしまいます。

そう言う意味で、寄生虫は、自分より大きな存在を操る、小さな支配者とも言え、
寄生された側にとっては、非常に迷惑で厄介な存在と言えます。


過去を振り返ると、寄生虫は、人間世界にも大きな影響を及ぼして来ました。

環境が良くなった今では、ほとんど問題になりませんが、サナダムシや回虫など、
人間にも色々な寄生虫が住み着き、問題視されていた時代もあったのです。

▼サナダムシ(カギナシサナダ)と回虫※それぞれ成虫はヒトの小腸に寄生する

サナダムシは、人間が終宿主で、牛が中間宿主です。
そして、人間が感染牛の肉を食べることで、移行します。
(アメリカでは、感染牛の内25%が市場に出荷されており、生肉のまま食べるのは危険です)

そして、回虫も人間が終宿主で、人糞尿(下肥)を農業に利用した事で、
回虫卵の付いた野菜などから、人間の口に入って、感染します。
(現代では、下水道が普及したため激的に減っていますが、注意は必要です)


上記のように、目視できるような寄生虫については、
昔から広く認識もされ、現代においては、その対処法も講じられているのですが・・・

その一方で、目視できない極小な寄生虫は、現代まで見過ごされてきました。
その一例が、前回も示した『トキソプラズマ』です。

▼トキソプラズマ

Wikipedia トキソプラズマ症より
トキソプラズマ症とは、トキソプラズマによる原虫感染症である。
世界中で見られる感染症で、世界人口の3分の1が感染していると推測されているが、
有病率には地域で大きな差がある。

健康な成人の場合には、感染しても無徴候に留まるか、
せいぜい数週間のあいだ軽い風邪のような症状が出る程度である。

このトキソプラズマの特徴としては、あくまで、猫が終宿主であるという事です。

そう言う意味で、、、
人を終宿主とするサナダムシや回虫とでは、区別する必要がある訳です。


小さな寄生虫が、大きな動物の思考を乗っ取る!?

元々のトキソプラズマの中間宿主は、ネズミ等の(猫に食べられ易い)動物です。


前回記事でも述べた通り、、、
トキソプラズマに寄生されたネズミは、猫を畏れなくなります。

トキソプラズマは、(性的興奮、やる気の元となる)ドーパミンの合成酵素を作りだし、
脳の性的興奮を感じる部分などを刺激し、巧みにネズミの脳を操ります。

その結果、ネズミの思考は操られ、猫の尿の匂いに誘われて近寄るなど、
(終宿主であるる)猫に食べられ易くなるよう性格が作り変えられてしまうのです。


あくまで、上記は、ネズミの事例でしたが、、、
問題は、人間もトキソプラズマの(中間宿主として)感染する!と言う事です。


人間にも感染するトキソプラズマ

実際、感染率を調べてみると、多くの人々がトキソプラズマに感染しています。

トキソプラズマの感染率は、地域やデータによって、かなりバラつきはありますが、
スタンフォード大学の神経科学者のパトリック・ハウスの調査によると、、、

ブラジル(感染率67%)、アルゼンチン(52%)、フランス(45%)スペイン(44%)、ドイツ(43%) ・・・という感じで、世界の国々で、かなり高い数値になっているようです。

これを見れば、トキソプラズマに寄生されている人だらけなのが分かりますね^^;


ちなみに、サッカー強国(サッカーに熱中している国?)と呼ばれている国では
トキソプラズマの感染率が高い傾向にあるようです。

▼サッカー強国にはフーリガンも多いが・・・トキソの影響?


(トキソプラズマが作りだすドーパミンと
サッカーに熱中する心理には何か関係があるのかも知れません)

その他の地域では、北欧やイギリスで30%以下、
アメリカ合衆国でも、6000万人以上が感染しています。
(米国農務省研究所の調査によると、アメリカの感染率は、ほぼ英国と同程度との事)

そして、肝心の気になる日本の感染率はと言うと、、、
実は、日本は比較的小くて、10%前後ではあるようです。

ただし、なぜか、南九州では、他に比べ特に感染率が高いようです。


余談:
ちなみに、南九州は、昔から猫山の伝説が多く残っている地域でもあります。
(参考:「鬼を使役する九州の根子岳」、(参考:日本昔ばなし「猫岳の猫」

まぁ、日本のトキソプラズマの感染率は、10%前後と低い訳ですが、
しかし、どうもこの数値は、約15年前のデータが元になっているようです。
(※1997年~2004年までの間の計4466例、データ集計の中央年の2001年を考慮)

したがって、、、
現在の最新データがどうなっているかは全く分かりません。


個人的な推測ではありますが、、、
15年前と比べ、さらに食の欧米化が進み、肉食中心となってきた今の日本では、、、
感染率が増える事はあっても、減っている事は、まず無いのではないか?

敢えていうなら、米国並みまで感染率が増えつつある可能性が高い!と思われます。



・・・このように、決して日本も楽観視できない状況にある訳ですが、、、
実際問題として、人間がトキソプラズマに感染すると、どうなるのでしょうか?

それを調べていくと、色々と分かってきたのですが、、、
(実際の性格の変化はまた後日書きますが)実の所、人間が感染すると・・・


トキソプラズマに感染すると、、、人は猫好きに変えられてしまう!

・・・という可能性が非常に高いです。


ネズミがトキソプラズマに感染すると、そのネズミは猫を畏れなくなり、
(わざと自殺行動に出て)終宿主である「猫」に捕食され易く変えられてしまいます。

しかし、人間がトキソプラズマに感染しても、猫に食べられる心配はありません。
それにも関わらず、人間へのトキソプラズマの感染率は非常に高いのです。


人間に寄生しても終宿主に到達できないのに、
一体、なぜこれほどまでに感染率が高いのでしょうか?

考えられる事は、、、一つ。


特に、猫に捕食されなくとも、トキソプラズマは、
人間⇒猫に乗り移る手段を持ち得ているのではないか?
と言う事です。

実際、捕食に寄らず、猫の糞の接触感染・経口感染等によって、
人間(特に子供)がトキソプラズマに犯される事例が数多く報告されています。

したがって、上記事例の様に、捕食によらない方法があるのであれば、、、
これほどまでに、人間への感染率が高いのも納得できるというものです。


そして、忘れてならない事に、
ネズミの場合は、猫の尿の匂いに誘われて近寄り、それで猫に食べられてしまいます。

人間の場合も、同様では無いでしょうか?

すなわち、猫に接触するチャンスが増えれば、トキソプラズマにとっても、
終宿主に乗り換えるチャンスが増えるというものです。


まぁ、もちろん、猫好きの人が、全員そうだとは言いませんが、、、
もし、あなたが、急に猫好きになったとするならば・・・

その背景には、もしかすると、、、
「隠れた微小生物の影響」を疑ってみても良いかもしれません。。。


先日指摘した通り、近年になって、急に猫ブームとなっておりますが、、、
管理人は、その事に、なんとなく、妙な違和感を感じます。。。

▼ブログランキングで見ると、異常に猫ブログが多い(赤枠が猫に関するサイト)


ちなみに、カレイドスコープさんも、以前、下記のような事を言ってましたが・・・


以前から不思議に思っているのですが、
どういうわけか、「ねこ」、「猫」、「ネコ」に関係している・・・
「ニャー」とかのネコ言葉を使ったり、ハンドルにネコを入れたりしている
ブロガー、ツイッタラー、ジャーナリストには、
●●●●●●●ネットユーザーが多いのです。

※あまりに言葉が汚いので、敢えて伏せ字にしました

実際、カレイドさんの指摘は、決して的外れな指摘では無いと感じます。

なぜなら、実は、下記の通り、トキソプラズマの感染による猫好きだった場合、、、
精神分裂や統合失調症に繋がる危険性を孕んでいたりするからです。

スタンレー薬科調査研究所のE.F.トーリー博士の研究によると、
トキソプラズマは人間の脳のグリア細胞に寄生してそれにダメージを与えること、そしてそれはどうやらスキゾフレニア(統合失調症 = 精神分裂病 )に繋がるらしいことが示唆されている。

また、幼少期に猫を飼い一緒に暮らしている人は、大人になってから
統合失調症や他の深刻な病であると診断される人が多い
という結果も出ています。

(ある統計では、統合失調症患者の50.6%が子どもの頃に猫を飼っていたことが判明している)

なお、トキソプラズマ・ゴンディは、統合失調症だけでなく
アルツハイマー病やパーキンソン病、うつ病など
多くの病気に関与していることがこれまでの研究で明らかになっている。

参考:猫を飼うと統合失調症になる―3つの研究

以上の通り、猫を飼うのはそれなりのリスクがある訳です。

まぁ、もちろん、猫好きの人が、精神的問題を抱えているとは申しませんが、、、
もし、あなたが、急に猫好きになったとするならば・・・

その背景には、もしかすると、、、
「隠れた微小生物の影響」を疑ってみても良いかもしれません。。。


・・・

・・・

今回は、ここで終わりますが、、、
コレだけの記事では、「対処法が何もないじゃないか!
とお叱りを受けそうなので、、、、

次回は、トキソプラズマに犯された場合の危険性とともに、
そのデトックス法等を、管理人なりにまとめてみます^^;


PS.
ちなみに、今回のような「捕食されるネズミと猫」の関係を描いている、
ジブリアニメがあるんですが、、、気付いている人は気付いてますよね?


迫りくる猫の国 番外編3:~トキソプラズマで歪められる性格と寄生虫除去の方法~

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今回も、「前々回記事」および「前回の記事」の続きです。


これまでの記事で、猫を終宿主とする寄生虫(トキソプラズマ)に感染した人間は、
全世界人口の1/3に上り、日本でもその感染者が増えつつあるのではないか?
・・・という事を示しました。

▼トキソプラズマ(幅3μm、長さ5-7μmの原虫)(画像は国立感染症研究所より)

とある本によると、ペットの8割がトキソプラズマに感染しているとも

※また、大阪大学微生物病研究所によると、
日本だけでも数百~数千万人に感染していることが試算されています

そしてまた、寄生虫(トキソプラズマ)に感染すると、、、
人は猫好きにされると言う事も示しました。


まぁ、単に「猫好き」になるだけなら、別に大丈夫なのですが・・・
問題は、感染によって、人間の基本的性格まで歪められてしまうと言う事実です。


トキソプラズマによって歪められる人間の性格

実際、どう性格が変わるのか?というのが気になりますが、、、

これについては、過去にチェコの研究者が、
トキソプラズマの感染者の性格の変化を、調べたデータがあります。


それによると、トキソプラズマに感染した人は・・・


男性はリスクを恐れなくなる。
集中力散漫・規則破り・危険行為・独断的・反社会的・猜疑的・嫉妬深くなる。
IQが低くなる可能性あり。挙動不審になる。
女性を強く求めるようになる。(※異常にもてるようになる?)
ただし、トキソプラズマは人間同士の性交渉で男性⇒女性に感染しうる可能性大。
トキソプラズマは性病としても機能する疑いがある

女性は社交的(淫乱?)になる。
ふしだら・男性に媚びをうる。
(男性から見て)信頼するに足りなくなる。


なんか一部、男性にとって好ましい変化も交じって居そうな気もしますが・・・
このように、トキソプラズマの影響で、かなりの性格の変化が起こるようです。


上記で特に、印象的なのは、、、女性がふしだらになるってことですね^^;

日本では、江戸時代から、遊女と化け猫が結びついた、「化け猫遊女」の話があったり、
猫又」が人間に化ける場合は、大概が女性(女芸者が多い)です。

▼化け猫遊女と猫又

あるいは、「猫をかぶる」なんて諺もありますが、大概は、女性に使われますよね。

このように猫と(妖艶な)女性は、古くからその繋がりが認識されていたようにも思います。


人の生死にまで関わってくる寄生虫の脅威

まぁ、ちょっと話がそれたので、話を元に戻しますと・・・


そして、このトキソプラズマによる性格の変化は、、、
時に、人間の生死にまで関わってきます。


トキソプラズマに感染すると、反射神経がにぶくなり、リスクを恐れなくなるため、
感染者は交通事故に遭う危険性が2.6倍にも増えるという調査結果があります。

さらに、ミシガン大学のリーナ・ブランディンらの研究によると、
2012年に医学誌上で「トキソプラズマ感染者の自殺率は非感染者の7倍になる
という疫学調査の結果を報告しています。


▼トキソプラズマ(画像は場末P科病院の精神科医のblogより)

また、前回述べた通り、トキソプラズマの感染は、
統合失調症やうつ病、アルツハイマーとも無関係ではありません。


スタンレー薬科調査研究所のE.F.トーリー博士の研究によると、
トキソプラズマは人間の脳のグリア細胞に寄生してそれにダメージを与えること、
そしてそれはどうやらスキゾフレニア(統合失調症 = 精神分裂病 )に
繋がるらしいことが示唆されている。

また、幼少期に猫を飼い一緒に暮らしている人は、大人になってから
統合失調症や他の深刻な病であると診断される人が多い
という結果も出ています。

(ある統計では、統合失調症患者の50.6%が子どもの頃に猫を飼っていたことが判明している)

なお、トキソプラズマ・ゴンディは、統合失調症だけでなく
アルツハイマー病やパーキンソン病、うつ病など
多くの病気に関与していることがこれまでの研究で明らかになっている。

参考:猫を飼うと統合失調症になる―3つの研究

このように、寄生虫は、本人にとって悪影響を及ぼす場合が多く、
特に、トキソプラズマは統合失調症患者を自殺企図へと結びつける働きがある点で有害です。


▼日本の精神病疾患の患者数推移(画像はテンプ ナレッジマガジンより)

▼日本の自殺者数の推移(画像は自殺の現状より)

※自殺者数は、全体では近年横ばい傾向であるが、特に、若年者層で増加が著しい

しかも、このトキソプラズマの影響は、本人が認識していない・自覚してない状態で
引き起こされる事が圧倒的に多いので、非常に厄介である
と言えます。

ちなみに、トキソプラズマのような目に見えない5-7μm(5-7/1000mm)クラスの
寄生虫の脅威が、公に認識されるようになったのは、ごくごく最近の話です。

だから、多くの人は、寄生虫の存在さえ気付いてさえ居ません。


例え、周りに、寄生虫によって歪められた性格の人が居たとしても、、、
周りの人にとっては、その人本人の性格として映っていることでしょう。

そして、当の本人さえ、寄生虫によって、
自分の性格が歪められている事実さえ気づかないのです。。。

それが、目に見えないレベルで引き起こされる寄生虫の脅威と言えます。


自分で体内の寄生虫を取り除き、デトックスする方法

ですが、、、そうした寄生虫の脅威に気付いた方なら、
一度、自分の性格をチェックしてみて、感染の可能性を疑ってみても良いかも知れません。

そして、もし仮に自分に疑わしい部分があるならば、、、
デトックスによって、体内から寄生虫を除去する事も考えた方が良いでしょう。


ちなみに、管理人の場合は、決して「猫好き」ではないので、
感染の危険性は少ないとは思いましたが、、、

一応、寄生虫除去をするのに、越したことは無いかなと思いまして、
実は、昨年の12月に、ひそかに寄生除去のデトックスをやりました^^;


で、その気になるその方法ですが、、、
実際の方法としては、専用のハーブ(サプリメント)を飲むだけです。

サプリメントは国内では、クシロ薬局さんが、寄生虫除去の製品を扱っておられます。

パラサイトクリーンズ ■クシロ薬局

パラサイトクリーンズ ■クシロ薬局
価格:9,000円(税込、送料別)



ただ、上記は値段が1万円近くもする大変高価なものですので、、、
実際は、管理人は、下記の安価なパラストロイという製品で代用しました^^;


上記のパラストロイは、2種類のサプリメントで構成されていて、

一つ目のパラリッドは、寄生虫が体内に住みにくくさせるハーブ。
二つ目のパラスウィープは、寄生虫を体外に掃きだすためのハーブです。

サプリメントの主要成分に、ブラックウォルナッツ、クローブ、ニガヨモギ等が含まれ、
この三種で、ほとんどの寄生虫(最低100種類以上の寄生虫)を駆除する事が出来ます。


  • ブラックウォルナッツ・・・寄生虫や菌類の繁殖を抑制する作用
  • クローブ・・・寄生虫とその卵を駆除する作用
  • ニガヨモギ・・・寄生虫の成虫と幼虫を殺す力を持つ


このサプリを一日二回、一回につき各2錠ずつを、毎日服用するだけなので簡単です^^
(各90錠あるので、22.5日間で、全部飲みきります)


服用の時期としては、年に春と秋の2回くらい実施するのが良いようで、
特に、春は(冬の間卵だった寄生虫が孵化するので)寄生虫除去に効果的なようです。


まぁ、寄生虫が気になる方は、各自で寄生虫除去やってみて下さいませ^^

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余談:千と千尋の神隠しでも食べられていた「寄生虫除去薬(?)」

ちなみに、千と千尋の神隠しの千尋は、一説に、遊女がモデルとも言われてます。

そして、そんな彼女が、川の神様から託されて食べた団子、、、
ニガダンゴ(苦団子)のモデルは、恐らく聖書にも出てくる「ニガヨモギ」でしょう。

▼千尋の手に残った団子のような物(画像はぼにょ朗育児日記より)

ヨハネの黙示録/ 8章、10-11
「第三の御使がラッパを吹き鳴らすと、
苦よもぎというたいまつのように燃えている大きな星が落ちて、
水の3分の1が苦くなり、そのため多くの人が死ぬ」

▼ニガヨモギ


「千と千尋の神隠し」においては、ニガダンゴを食べたのは、合計3名。
千尋だけでなく、カオナシやハクもニガダンゴを食べています。



カオナシは、ニガダンゴを食べた結果、嘔吐して、蛙やナメクジの従業員を吐き出し、
ハクは、ニガダンゴを食べた結果、嘔吐して、蛙の印鑑を吐きだしました。


ヨハネの黙示録/ 16章 13節
わたしはまた、竜の口から、獣の口から、そして、偽預言者の口から、
蛙のような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。

劇中では、きっと彼らも、ニガヨモギで、デトックスしていたのでしょうね^^


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午未天中殺から申酉天中殺へ・・・

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明けましておめでとうございます^^ノ

「何?」と思われたかもしれませんが・・・
実は、本日2/8は旧暦では1/1でして、、、旧正月です。

管理人は、個人的に今日を待ち望んでました^^
というのも、、、ようやく天中殺(空亡)の時期を終えたからです^^;


天中殺の概念

以前「エイプリルフールの雑談」でも言いましたが、十干十二支のサイクルがあり、
下記のように60年周期の循環サイクルになっています。


この十干十二支は、、、

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸、、、という10個の天干(てんかん)と、
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥、、、の12個の地支(ちし)で構成されています。


単純に、それぞれを、一から順番に組み合わせて行くと、、、
下記のように、十二支の方が、2つだけ余る訳ですね。

天中殺の概念は、この地(地支)はあるものの、天(天干)がない状態を言います。


この天中殺は、人間誰しも12年のうちに2年間だけ、その期間を迎えます。
(算明学では、さらにもう一年加えて3年良くない期間があるとされます)

そのパターンとしては、下記の6つのパターンがあり、
人は誰しも、下記の内どれかに当てはまっています。
(天中殺の調べ方については、こちらを参考に)


管理人の場合は、午未天中殺なので、、、
午年(2014年節分頃)から未年(旧暦2016年節分頃)までは、
天が無いという状態でした。

天が無いというのは、要するに、天のタイミングが得られない時期です。
だから、物事を始めるするのに不向きな時期な訳ですね。

結婚・就職・転職等に不向きと言われますし、
なるべくこの時期は、勉強や精神的な成長に励む方が良い時期とされます。

また、この天中殺の2年は、それまでの10年間の決算の時期のようでもあり、
「隠していたことが明るみに出やすい」・・・という時期でもあるようです。


最近、この午未天中殺で、隠れてたことが露わになった人には、、、
こう言う方とか、、、


あるいは、こういう方がいらっしゃるようです。


こういうのを見ると、、、何かしら見えない働きがあるのかなぁって気がしますね。


天中殺は、その期間の入口の時期と出口の時期が、特に要注意らしく、、、
期間が終わる最後の最後まで、気が抜けない、、、ようです。

まぁ、管理人の場合は、なんとか大過無く無事に過ごさせて貰えた、、、みたいです^^;
(敢えて言うなら、会社を畳んだ程度で済みましたが、、、
まぁ、物事を辞めるであったり、精神修養するには良い時期らしいです)


2016年2/8からは、申酉天中殺

それで、、、この2/8からは、天中殺が2年ぶりに切り替わります。
これからは、申酉天中殺になります。

それで、申酉天中殺で問題になる人がいます。
・・・それが、このお方です。

今まで順風満帆に独裁を誇っておられた彼ですが、、、
甘利問題を契機に、もしかすると、これから試練の時を迎えるかもしれませんね。


なお、「(新) 日本の黒い霧ブログ」によりますと、、、
甘利さんの件は米国による工作であるとの裏の情報があるようです。


⑧甘利大臣の辞任とTPPについて
甘利経済再生大臣が1月28日に自身の現金授受問題で責任を取って辞任しましたが、 複数の情報筋より今回の辞任に米国上院軍事委員会委員長のマケイン氏」一派による 工作であるとの情報が寄せられています。

2月4日にはTPP(環太平洋経済連携協定)の署名式がニュージーランドで開かれ、
当初は甘利経済再生大臣が出席する予定でしたが、今回の問題で
TPPの主要国である日本の担当大臣が出席できないかたちとなりました。

TPP交渉は、米国はオバマ大統領を中心とした民主党が進めてきましたが、
マケイン氏の共和党の支持者には農家などが多数存在することから、
TPPに消極的な意見が多く、今回の工作でオバマ大統領の民主党陣営に
打撃を与える狙いがあるものと思われます。

また、今回の甘利大臣の辞任で安倍首相も大打撃を受けるかたちとなり、
サミット後に首相が辞任するといういわゆる「サミット花道論」も
現実味を帯びるかたちとなりました。

まぁ、甘利氏の一件が本当に、米国の策略で有るならば、、、
今後、安倍氏も何かしらの形で、その座を追われることもありえる(?)かもしれません。


天中殺の時は、「地の利」を活かすべし

まぁ、政治の話は、これくらいにして、また天中殺の話に戻りますが・・・
天のタイミングは得られないにしても、、、この時期を上手く乗り切る方法はあります。

下記の通り、天中殺は、天が無いだけで、地はある訳です。



だから、この地のパワーを活かすのが、乗り切るコツだと思います。


よく、天地人と言いますが、これは、戦国時代中国の儒学者である孟子の言葉です。


<「孟子 」公孫丑から>

天の時は地の利に如かず
地の利は人の和に如かず


天の与える好機も土地の有利な条件には及ばず、
土地の有利な条件も民心の和合には及ばない)

要するに、天のタイミングは無くとも、「地の利」を活かす事が出来れば、、、
色々な不都合があっても、うまく乗り切れるのではないかと考えます。


だから、産土神社にお参りするとか、今住んでいる処の鎮守様にお参りするとか、
見えない存在に縁を持つのが良いかもしれませんね。

また、地の利を得るべく、地域の清掃活動に参加するとか、
自主的に、ゴミ拾いするとか、そういう利益目的で無い活動に参加されると、
何かしら、運が開けてくるかもしれませんね^^


管理人が経験した限りでは、天中殺は、経済的には全くダメダメでしたが、、、
精神的には、(我慢が必要でしたが)コレ以上ないくらいの素晴らしい時期でした^^

世間一般では、この時期は色々注意すべき禍々しい時期と思われていますが、
上手く活かせば、本人に取って、大きな飛躍の転機となる時期になるかもしれません^^


・・・と言う事で、旧暦正月の新しい年を迎えて、
これから徐々に飛躍したいと考える管理人でありました^^;

建国記念日と、辛酉(かのととり)に隠された意味

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※事前に言っておくと、この記事はかなり長いです。
管理人の妄想もありますが、それなりの示唆もあるので、最後まで読んでみて下さい^^


本日2/11は建国記念日です。
この2月11日は何処から来ているかと言うと・・・日本書紀の下記の記述に基づきます。


『日本書紀』卷第三、神武紀

辛酉年春正月 庚辰朔 天皇即帝位於橿原宮

辛酉(かのととり)の年、春正月の庚辰(かのえたつ)の朔(ついたち)に、
天皇、橿原の宮にあまつひつぎしろしめす。


この年代と日付を、実際にエクセルで計算してみると、、、下記のようになります。


▼神武天皇即位年月日(旧暦)と新暦との関係(※クリックで拡大します)


驚く事に(?)、ピッタリ神武即位日の正月は、、、
新暦で換算すると、起源前660年2月11日の建国記念日を示すことが分かります。

そう、、、これが、建国記念日の元になっている訳ですね^^


しかし、なぜ、この年が神武天皇と即位日とされたのでしょうか?
他の日付ではダメだったのでしょうか?


実は、その辺りの疑問は、、、
全て、日本書紀の干支や名前を考慮すれば解けるのです。


辛酉の日柄と冷めた人心

まず、神武天皇の即位の日付は、これは五行説が凄く密接に絡んでいます。


それを読み説くためには、、、
神武東征の始まった日柄から遡って見ていく必要があります。


<『日本書紀』 巻第三 神武天皇 神日本磐余彦天皇>

神日本磐余彦天皇(かむやまといわれびこのすめらみこと)の
諱(※実名)は、彦火火出見(ひこほほでみ)という。

彦波瀲武盧鳥茲鳥草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあへずのみこと)の第四子。
母は玉依姫(たまよりひめ)といい、海神豊玉彦の娘である。

(中略)


さてさて、塩土老翁(しおつちのおじ)に聞くと、『東の方に良い国が有る。
青山が四方にめぐり、その中に天磐船に乗りて飛び降りてきたものがいる』と。

余(わたし)が思うに、その地は必ず大業をひろめ天下を治めるに良い土地である。
思うに、六合(くに)の中心であろう。

その飛び下ったものは饒速日(にぎはやひ)という者だろう。
そこに行って都を作るにかぎる。」と


もろもろの皇子は応えて言った。「その通りです。我らもそう思います。
速やかに実行しましょう」と言った。この年、太歳甲寅。


その年の冬、十月の丁巳(ひのとみ)の朔 辛酉(かのととりの日=5日)に、
天皇は自らもろもろの皇子や舟軍を率いて、東征を開始した。

上記の通り、神武東征は、甲寅の十月の丁巳(ひのとみ)の朔 辛酉に始まります。
(これは、起源前667年旧暦10月5日(新暦10/27日)のことです)

実は、この「神武東征の日」と「神武測位の年」に共通して出てくる「辛酉」が重要です。
そして、この「辛酉」の性格を五行説で解けば、その意味が良く分かります。


つまり、陰陽五行では、十干の辛は陰の金、十二支の酉も陰の金です。

金属性でも、特に「陰」を示し、さらにそれが二つ重なっていますので、
これは陰の極み、、、重陰(極陰)と言えます。

したがって、「神武東征スタート時」と「神武測位年」は、
ともに、極陰が意識されている事に注意しなければなりません。


それで、なぜ、極陰の日付・年にが意識されたかと言うと、、、
以前に当サイトで述べた通り、辛酉革命の概念があるからです。


辛酉革命(しんゆうかくめい)とは?

辛酉(かのととり)の年には社会的変革が起こるとする讖緯(しんい)説の一つ。

7世紀初頭,三革説(甲子革令,戊辰革運,辛酉革命)として日本に伝えられ,
聖徳太子の十七条憲法の発布が甲子(きのえね)の年,
《日本書紀》の紀年を定めるに当たって
神武紀元を辛酉の年にするなどの影響があった。


まぁ、簡単に説明すると、、、
辛酉の日柄では、極陰となり、それだけ人心が冷えきってしまっており、
それを改めるために革命が起こり易い
・・・というのが、辛酉革命の由来です。


だから、神武天皇の東征開始や即位年に、「辛酉」という日柄が入っているのは、
辛酉革命が意識されているからに他なりません。


神武天皇の名前に隠された「辛酉革命」の正統性

ところで、その一方で、殆どの人が気づいていないでしょうが・・・
神武天皇の名前にも、この「辛酉革命」の正統性を裏付ける論拠があります。


神武天皇には、色々な異称(別名)がありますが、、、ざっとあげると、、、

▼八咫烏に導かれる神武天皇

神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと)
神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)
始馭天下之天皇(はつくにしらすすめらみこと)
若御毛沼命(わかみけぬのみこと)
狹野尊(さののみこと)
彦火火出見(ひこほほでみ)

などなど、色々あります。

しかしながら、陰陽五行で考えて、特に問題になってくるのは、最後の異称です。
つまり、、、日本書紀の神武東征のシーンでも最初に出てくる、下記の名前です。


<『日本書紀』 巻第三 神武天皇 神日本磐余彦天皇>

神日本磐余彦天皇(かむやまといわれびこのすめらみこと)の
諱(※実名)は、彦火々出見(ひこほほでみ)という。

彦波瀲武盧鳥茲鳥草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあへずのみこと)の第四子。
母は玉依姫(たまよりひめ)といい、海神豊玉彦の娘である。


わかりますか?

ここに、なぜ、この場面で彦火火出見(ひこほほでみ)という名前が出てきているのか?
それは、先の辛酉革命とともに、語られるべき性質のものだからです。

五行で解けば、彦火火出見の名前には、「」という陽火が二つ入っています。
火が二つあるのがミソで、、、この神武の名前は、辛酉の二つの陰を打ち砕いている訳です。


このように、神武天皇の名前でもって、辛酉革命を正統化させているのですね。


ですが、、、
実はここには、さらなる謎が隠されています。


それは何かと言うと、神武天皇東征の日付や即位年は、
後代の暦法によって記述されているという厳然とした事実です。


日本書紀を成立させ、神武即位年を決めた日本のフィクサーとは?

実際、神武天皇が生きてた頃から、その暦法があったわけではありません。
(日本書紀に記述された暦法は、飛鳥時代の元嘉暦や儀鳳暦が使われています)


つまり、、、日本書紀の「神武東征の日付」や「神武測位の年」などを含め、
奈良時代の誰かが、日本の正統性を持たせるため、神武天皇の日付を意図的に設定した!
・・・と考えられることです。

では、一体誰が神武の東征や即位日を、設定したのでしょうか?


これを解くのは、非常に難題のように思えますが・・・
これについては、実は、既に「辛酉革命」の項で、それが伺えるのです。。。

もう一度よーく見て下さい。


辛酉革命(しんゆうかくめい)とは?

辛酉(かのととり)の年には社会的変革が起こるとする讖緯(しんい)説の一つ。

7世紀初頭,三革説(甲子革令,戊辰革運,辛酉革命)として日本に伝えられ,
聖徳太子の十七条憲法の発布が甲子(きのえね)の年,
《日本書紀》の紀年を定めるに当たって
神武紀元を辛酉の年にするなどの影響があった。


「あっ!」と思われた方も居るかもしれませんね^^;

そうなんです。。。
実は、神武紀元を辛酉の年にすると決めたのは、聖徳太子、その人なのです。


さーて、、、ここからが、本題ですよ。。。
今までのお話は、まだ、序の口なのです。。。


聖徳太子による六合(くに)の呪術

管理人は、以前、こちらの記事で指摘したように、、、

神武東征開始日の「甲寅の十月の丁巳(ひのとみ)の朔 辛酉」は、
起源前667年旧暦10月5日(新暦10/27日)なのですが、、、


これを言い換えると、、、起源前666年と66日前であると述べました。


さらに言えば、神武測位年も、起源前660年元旦からスタートしています。


この日本書紀に書かれた、二つの日柄には、
西暦で換算して、いずれも「6」という数字しか出てきません。


なぜ、これほどまでに、6ばかりなのでしょうか?
そして、西暦で換算しないと出てこないはずの「6」ばかりの日柄を、
なぜ、聖徳太子は意図的に設定できたのでしょうか?


一応、念のために申しますが・・・
西暦の概念は、キリストの生誕を基準としています。

キリストの生誕以前を、起源前「BC」(Before Christの略)とし、
キリストの生誕以後を、紀元後「AD」(Anno Dominiアンノドミニの略 )としています。
※アンノドミニは、「主(イエス・キリスト)の年に」と言う意味

世間一般の教科書では、日本に西暦が入ってきたのはキリスト教伝来と同時で、
実際に西暦が導入されたのは明治時代とされています。

しかしながら、、、
日本書紀に隠された、この6の連なりは、西暦で考えないと、説明が付かないものです。


まぁ、「これは単なる偶然だ!」と斬り捨てることは容易いです。
しかしながら、、、明確に、聖徳太子が、6の連なりを意識していたとしたら・・・?

実は、実際に聖徳太子は、この6の連なりを重視していた証拠があります。


その証拠は何処にあるかと言うと、、、
能の始祖である世阿弥の著書、『風姿花伝 』の中にあります。。。


<風姿花伝 第四 神祇云(じんぎいわく)>

上宮太子(聖徳太子)が、天下にすこし乱れがみられた時、神代の時代の
佛在所の吉例に習い、六十六番の物まねを奉納することを考えられた。
それを秦河勝に命令し、さらに六十六のお面をお作りになり、河勝に与えられた。

橘の内裏、紫宸殿で、この物まねが奉納された。
それによって天下は治まり、国も平穏になった。

上宮太子(聖徳太子)は、これを末代のために、
もともとは神楽と呼ばれていた「神」の字の偏を除けて旁(つくり)だけを残された。

これは、日読みの「申」であるため、申楽と名付けられた。
これはまた、楽しみを申すという意味でもあり、
神楽を分けるためにそうされたともいわれている。


上記のように、聖徳太子は、非常に六十六(6の連なり)を重視していのです。


では、なぜ、聖徳太子は、ことさら、この6の連なりを重視したのでしょうか?
(いったい、6の連なりに、どんな意味が込められていたのでしょうか?)


それは、、、
日本書紀神武東征中の塩土翁の言葉記述中にも出てきているように、、、


余(わたし)が思うに、その地は必ず大業をひろめ天下を治めるに良い土地である。
思うに、六合(くに)の中心であろう。

わざわざ、日本書紀の神武東征の同一箇所で、
」の事を「六合(くに)」と書いたことから伺えます。


六合(くに)の意味

そもそも六合(くに)は何を意味すると言うと、、、

東西南北の四方天地のニ方を合わせて、六合(くに)という意味合いがあります。


(国を東西南北と天地の六つの面がある立方体のように考えていたらしい。
六つの面を合わせた世界だから、六合)

すなわち、国を治めるためには、
東西南北の四方と天地を合わせた六方を治めなければ、統治できない!
・・・という考えに基づいた言葉が、この六合(くに)の意味なのです。


恐らく、聖徳太子は、国(六合)を良く治めるために、
日本の暦(日本書紀の暦)の上でも、呪術を施したのではないでしょうか?

その結果が、神武天皇の東征や即位年に示される、6の数字なのではないでしょうか?


余談:
古代の条理制でも、六町×六町で1里とされ、
国土を整備する段階から、既に、六合の呪術が使われていたようです。


キリスト(西暦)を知らなければ出来ない芸当である

以上のように、聖徳太子が、66を強く意識していた事は分かりました。

しかしながら、、、やはりそれでも、神武東征日や即位日を、
6並びの日付や年代に、(しかも辛酉の日で)ピッタリ合わせるのは神業とし変え言えません。

しかも、それらは西暦(キリスト生誕)を知っていないと出来ない芸当なのです。


では、ここで問題です。

まぁ、既にお気づきかと思いますが、
神武天皇と同様に、聖徳太子にも別名があるはずですね。

聖徳太子の別名は何と言う名前でしょうか?



それは何かと言うと、、、 厩戸(うまやど・うまやと)皇子ですよね^^;

聖徳太子は、馬小屋で産まれたキリスト同様に、厩戸の前で出生したと言われている人物です。(この伝説は、ネストリウスキリスト教(景教)の影響の所作とも言われる)

※出産間近の間人皇女が宮中の厩の前を通りかかったとき、突然産気づき、少しも苦しまずに安産したという


そんな伝説のある聖徳大使なら、キリストを知っていたとしても、決しておかしくはありません。
いや、むしろキリストを知っていないと、日本書紀に、66の呪術を施せる訳が無いのです。



クリスチャンなら知っていると思いますが・・・
聖書にも、66は深く関わっています。

まず、「旧約が39巻、新訳が27巻」で合計66巻です。

さらに、ヨハネの黙示録にも、こうありますね。


(新共同訳聖書 ヨハネの黙示録13章16-18節より)

「また、小さな者にも大きな者にも、富める者にも貧しい者にも、
自由な身分の者にも奴隷にも、すべての者にその右手か額に刻印を押させた。
そこで、この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることもできないようになった。
この刻印とはあの獣の名、あるいはその名の数字である。

ここに知恵が必要である。
賢い人は、獣の数字にどのような意味があるかを考えるがよい。
数字は人間を指している。そして、数字は六百六十六である。」

このように、66という六の連なりは、東洋西洋問わず重視されている数字なのです。


獣の数字と、、、申楽

聖書では、この6の連なり、666は、黙示録で預言されている獣の数字です。

一方、『日本書紀』には聖徳太子は、
「兼知未然(兼ねて未然を知ろしめす、兼ねて未だ然らざるを知ろしめす)」と書かれ、
どうやら、預言者でもあったようです。

聖徳太子が預言者であるならば、
キリストを知っていて、終末の「獣の数字の意味」をも知っていたかも知れません。


もしそうなら、恐らく、聡明な彼なら、
末代の事を考え、その獣について具体的に、記述するのではないでしょうか?


と言う事で、、、もう一度風姿花伝を見てみましょうか^^;
どう書いてますでしょうか?


上宮太子(聖徳太子)は、これを末代のために、
もともとは神楽と呼ばれていた「神」の字の偏を除けて旁(つくり)だけを残された。

これは、日読みの「申」であるため、申楽と名付けられた。
これはまた、楽しみを申すという意味でもあり、
神楽を分けるためにそうされたともいわれている。


「風姿花伝 第四 神祇云(じんぎいわく)」には、実に不思議な言葉がありまして、、、
きちんと、「末代のために」と書かれています。

しかも、そのためにわざわざ「神楽」⇒「申楽」に変更させられたそうなのです。


別の個所でも見てみましょう。
下記は、太平記の中に記された、聖徳太子の未来記の記述です。


<「太平記」に記載されている「未来記」の一文>

人王九十五代(※九十六代とも)に当たり、天下一たび乱れて主安からず。
この時、東魚来たりて四海を呑む。

日、西天に没する三百七十余日、西鳥来たりて東魚を食う。

そののち、海内一に帰すること三年、●猴(ミコウ:猿の意味)のごときもの
天下をかすむること三十余年、大凶変じて一元に帰すなり。

「神楽⇒申楽」に変更したことと言い、「●猴(ミコウ:猿)のごときもの」と言い、
ココに出てくるのは、申(猿)という獣です。


こういう共通点を考えますと、、、
管理人は、獣の数字とは、それは、申(猿)のことではないかと考えます。

※ちなみに、野馬台詩(やまたいし)にもこう書かれています

王宮は衰退し、天命は三公(※大臣のこと)に移った。
百王の流れはついに尽きて、が英雄を称した。
流星が野外に飛び、(戦いを告げる)鐘や鼓が国中に響いた。

したがって、聖徳太子が末代のために示唆したように、
「申(猿)」で暗示されている天下を掠める獣的人物には気をつけたいものです。


2016年は丙申(ひのえさる)

ちなみに、今年2016年は、丙申(ひのえさる)にあたります。
これは、(66の半分の)33番目の干支になります。

陰陽五行では、十干の丙は陽の火、十二支の申は陽の金で、火剋金です。


また、今年は、奇しくも奈良の樫原神宮で、神武天皇二千六百年大祭も行われるようです。




来る平成28年は、当神宮の御祭神神武天皇様が崩御されてから
2600年という式年の年となります。

当神宮では、明年4月3日に、神武天皇様の御聖徳を偲び、
顕彰するための祭典として「神武天皇二千六百年大祭」を行います。

2016年は、何やら、色々と符号が多い年なのですが、果たして・・・?


PS.
ちなみに、能楽66番で示されるのが、式三番の「翁」なのですが、、、
この時期、沖縄に、「翁」を名に持つ人物が現れたのは、非常に興味深いです。


五福をもたらすデトックス①~人生の幸福論・五福六極とは何か?~

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いよいよ春めいてきて、3月に入ります。
そして、3月11日には、東日本大震災から、ちょうど5年目に入ります。


常々管理人は言っていますが、チェルノブイリの事例においては、、、
事故後5年目・6年目から、一気に、その疾病罹患状況が、一変しました。

下記は、チェルノブイリの疾病罹患状況と年号の下に、
そのまま、福島第一原発の放射能災害の年号に置き換えたものです。


恐らく、今年来年辺りで、特に東北や関東圏で、一気に何らかの疾病に罹患する人が激増し、
社会システム自体が成り立たなくなる可能性が高い、、、です。

安倍政権は、それを感じ取っているのか、、、
昨今は、中央省庁の移転問題もさかんに俎上に上がっています。
(先日は、文化庁が、京都府に移転する方針で、ほぼ決定しました)


<昨今の中央省庁の移転案の一覧>

【政府機関の地方移転】誘致提案に省庁反発 「対外調整で支障」 組織の肥大化懸念も

  • 文化庁⇒京都府
  • 消費者庁⇒徳島県
  • 総務省統計局⇒和歌山県
  • 観光庁⇒北海道・兵庫県
  • 中小企業庁⇒大阪府
  • 特許庁⇒大阪府・長野県
  • 気象庁⇒三重

まぁ、、、地図を見れば分かりますが、、、
見事に関西方面ばかりで、東北・関東地域が避けられているのが分かりますね。

これでは、東北・関東地域の放射能から避難するための措置、、、
などと言われても仕方ないと思います。


ちなみに、チェルノブイリの事例では、事故が1986年4月26日に起きて、、、
5年と8ヶ月後の1991年12月25日にソ連崩壊を起こしています。

日本で置き換えるなら、2011年3月11日+5年8ヶ月=2016年11月11日です。

2016年夏の参議院が終わるまでは、大事は起こらないとは思いますが、、、
2016年後半からは、あらゆる面で、本当に要注意としか言えません。


まぁ、そういう前置きはさておき、、、冒頭で述べたように、
本当に、今年から、疾病対策は、絶対にしておいた方が良いと思うのです。

そう言う意味で、今回から、「五福をもたらすデトックス」と題して、、、
管理人が実際に行っているデトックス法についても、幾つか紹介していきます^^;


そもそも人の幸福論、、、五福・六極とは何か?

人は誰しも、幸福を願いますが・・・その幸福の定義は、結構曖昧です。

人によっては、お金があればあれば、幸せを感じるかもしれません。
愛する人がそばにいるだけで、幸せ、と感じるかもしれません。

しかし、、、どんなにお金があったとしても、愛する人がいたとしても、
自分自身の状態が、健康でない限り、、、それらの幸せを噛みしめることはできません。

また、幾ら巨万の富があっても、余命幾ばくしかないならば、、、
それらの富は、決してその人を幸せにする事は出来ません。


では、人は、どのようにしたら、幸福になれるのか?

こうした幸福論の定義として参考になるのが、、、「書経」の洪範九疇です。


洪範九疇(こうはんきゅうちゅう)は、夏の禹が天帝から授けられたという天地の大法。
その内容は『尚書』洪範篇において殷の箕子が周の武王へ語る形で載せられており、
君主が水・火・木・金・土の五行にもとづいて行動し、天下を治めることを説いている。

そして、この洪範九疇の中で説かれている幸福の定義が、五福・六極です。


書経 洪範:九 より>

洪範:九、
五福:一曰壽,二曰富,三曰康寧,四曰攸好德,五曰考終命。
六極:一曰凶、短、折,二曰疾,三曰憂,四曰貧,五曰惡,六曰弱。

(現代語訳)
五福(ごふく)とは、第一に長寿(長生き)であること、第二に裕富であること、
第三に康寧すなわち心と体が平穏無事・やすらかであること、
第四に愛と德を修めること、第五に老いて天寿を全うさせることである。

六極(りくきょく)とは、第一に不運にも命を縮めることであり
第二に疾病(病気)であり、第三に心身の憂慮(心配事や苦痛)であり、
第四に貧乏・貧困であり、第五に悪事・不正であり、
第六に身体・心身が弱いことである。


まず、五福の詳細を簡単に並べてみますと、、、下記の通りです。


<人を幸せに導く五福>
  • 1.寿・・・寿命の長いこと
  • 2.富・・・財力の豊かなこと
  • 3.康寧・・・無病息災であること
  • 4.攸好德・・・徳を好むこと
  • 5.考終命・・・天命(天寿)を全うすること

ここで、興味深いのは、、、
五福のうち、実に三つ(1、3、5が該当)が、直接、健康に類することなのです。

残りの二つにしても、2.の「財力の豊かさ」も、健康で働かなければ仕事ができませんし、
4.「徳を好む」にしても、健康な体を持っていなければ、徳ある行動も起こせません。

そう言う意味では、、、
健康であることは、幸せに生きるための根幹である!と言っても良いのです。


「(細く長くよりも)太く短く生きる!」と言う人に対して・・・

管理人の周りの友人には、こういう事を言う人が多いのですが・・・
俺は、細く長くより、太く短く生きたいね!」なんて、言う人が居ます。

まぁ、今の世の中は、長く生きていても仕方ないと思わせられるような世界で、
時代を経る程、世も乱れつつあるために、出てくる言葉なのかもしれませんが、、、

こういう言葉を述べる方は、あまりにも生き急いでいるように思います。


もう一度、五福を見て頂きたいのですが、、、
この五福のうち、最も重要なものは何でしょうか?


<人を幸せに導く五福>
  • 1.寿・・・寿命の長いこと
  • 2.富・・・財力の豊かなこと
  • 3.康寧・・・無病息災であること
  • 4.攸好德・・・徳を好むこと
  • 5.考終命・・・天命(天寿)を全うすること

それは、、、この五福の筆頭に挙げられている事から分かるように、
「長寿(長生き)であること」が、最も幸せとされているのです。


長く生きれば、それだけ、世の中の道理が見えます。

若い頃に、絶対的に正しいと思っていた事も、
それなりに長く生きれば、違った見方もできるようになります。


孔子も、晩年に人生を振り返ってこう述べています。


論語・為政 』より

「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、
四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、
七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず」

(現代語訳)
私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、
四十才になり迷うことがなくなった。

五十才には天から与えられた使命を知り、
六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、
七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった。


孔子にして、歳を経て、これだけ悟らされることが多いと述べているのですから、、、
「長寿」をすることで、見えてくるものがかなり多いはずです。


余談:
ちなみに、この長寿に対して、イタリアで102歳まで生きて長寿を全うした
ルイジ・コルナロの書は、実に興味深いです。


彼は、最晩年にあって、病気や苦痛を伴うことなく他界することを確信しており、
幸せの中で、長寿を堪能していることや、その恩恵を語ってくれています。


では、今度は、幸せの「五福」とは逆に、、、
不幸せの方の「六極」もみてみましょうか^^;


不幸せな「六極」とは?

太く短く生きるというのが、不幸というのは、、、、実は、この六極に示されています。

※ちなみに、やや古代史関係の記事にも関連しますが、
国語辞典には、六極は、「六合」に同じとも書かれてます


<人を不幸に導く六極>
  • 1.凶短折・・・短命であること
    (凶・幼児のうちに死ぬ、短・未成年で死ぬ、折・所帯を持つ前に死ぬという説も)
  • 2.疾・・・病気であること
  • 3.憂・・・憂い(心配事や苦痛)があること
  • 4.貧・・・貧乏・貧困であること
  • 5.悪・・・悪事・不正があること
  • 6.弱・・・身体・心身が弱いこと

いかがでしょうか。
上記の通り、人を不幸に導く六極についても、
健康に関する事が4つまでを占めています。

そして、その不幸の中でも、最も不幸せなのは、、、短命であることなんです。
だから、例え太く生きたとしても、短命なら不幸です。


だから、管理人は、「太く短く生きる」事は、不幸せに導く考えだと思いますし、、、
健康に"長く"生きることが、幸せの根本である!と強く述べたいと思います。

なので、、、今は、震災被害者をはじめ、悲惨な目に遭っている人も多いですが、
頑張らなくていいから、単に「健康に生きる」ことを第一に考えるべきだと思います。

▼どうでも良いですが、ジブリは「生きる」をテーマにした作品多いです


現代に生きる人々の問題点

ただし、、、

現代においては、その「健康に生きる」ことだけでも、それを妨げる障害が多々あります。
そしてそれは、特に、「食事から」の影響が大きいです。

飽食の世代ゆえに、あまり『食』について深く考えた事が無い人が、
放射能汚染作物や遺伝子組み換え作物、農薬汚染、重金属汚染、寄生虫の存在、など、
汚染された食べ物を知らずに摂取し、自らの命を縮めてしまっているケースが非常に多いです。

折しも、原発災害から5年目を迎える今、今後、疾病状態に陥る前に、、、
なるべく、身体の不調の原因を、取り除いておく事が大事と思います。


そいう訳で、前置きが長くなりましたが、、、

これから暫く、疾病になる前の、未病の段階でくい止め、
健康な長寿を迎えるのに役立つ、管理人が実践しているデトックス法について、、、
このサイトで、紹介していければと思っています^^


ちょうど、3月の春の時期は、デトックスに非常に良い季節です。
(冬の間、体内で卵だった寄生虫が、春に孵化し、それらを除去する時期として最適です)

▼非常に多い寄生虫の種類(図は大幸薬品HPより)

もし良かったら、以前紹介した寄生虫デトックスから、始められると良いかもしれませんね^^


続き⇒ 五福をもたらすデトックス②~獅子身中の虫と三尸(さんし)の思想~


▼長寿の喜びが感じられる本です

五福をもたらすデトックス②~獅子身中の虫と三尸(さんし)の思想~

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前回は、「人生の幸福論・五福六極」の内容について示しました。
今回は、その続きです^^

なお、今回の記事は、「迫りくる猫の国の記事」とも若干絡ませています。
なので、ちょっとオカルトチックですが、その点はご容赦を^^;


獅子身中の虫

さて、この世界で最も強い動物は何か?と問われると、、、
多くの人は、百獣の王であるライオンだと答えるのではないでしょうか。


このライオンですが、日本にも古くから、その存在は知られていました。
何処に見られるかと言えば、、、それは、神社です。

神社には、狛犬の獅子として、見られます。
(正確に言えば、獅子というのは「阿形の狛犬(男)」の方です)

▼狛犬:左の吽形の一角獣は女 ⇔ 右の阿形の獅子は男


もちろん、この獅子(唐獅子)は、中国を経由した伝聞情報によるデザインなので、
それなりにアレンジされ、元のライオンとはかなり違った様相になってはいますが・・・

とにかく、獅子(ライオン)の存在は、日本にも古くから認識はされていたようです。


日本の諺(ことわざ)の中にも、それが見られます。
有名な所で言えば、「獅子の子落とし」、「獅子身中の虫」などの諺があります。

獅子(ライオン)見たはずもない日本人が、こうした諺を作っているのは、
非常に面白いとしか言えません。


そうした獅子に関する興味深い諺の一つに、「獅子身中の虫」があります。
これは、どういう意味かと言うと、、、


「獅子身中の虫」の意味

獅子の体内に寄生しておきながら、獅子を死に至らせる虫の意味から。

もと仏教語で、仏教徒でありながら仏教に害をもたらす者のことをいった。
『梵網経』に「獅子身中の虫、自ら獅子の肉を食らい、余外の虫に非ざるが如し。
是くの如く仏子自ら仏法を破り、外道・天魔の能く破壊するに非ず」

(獅子は自身の体内に巣食う害虫に食われて死ぬのであり、
外からの虫に食われるのではない。
これと同じように悪い仏徒が自ら仏法を破壊するのであり、
外道や天魔が仏法を破壊するのではない)

とあるのに基づく。
「獅子身中の虫、獅子を食らう」と続けてもいう。


と言うように、獅子という強い存在も、、、
内側から、虫(寄生虫)に、その身を喰われて死ぬ事が古来から説かれています。

このように、内部の虫は、非常に恐れる存在でもあるのです。


先ほどの、「獅子身中の虫」は、仏教説話が、基本になっていますが、、、
この話は、道教でも似た話があります。
それは、日本の庚申信仰(こうしんしんこう)にも見られます。

庚申信仰(こうしんしんこう)
十干十二支の一つ庚申の日の禁忌を中心とする信仰。
中国では道教の説で,
庚申の夜睡眠中に体内の三尸虫(さんしちゅう)が逃げ出して、
その人の罪を天帝に告げる
といい,虫が逃げぬよう徹夜する風習があった。

やはり、ここでも見られるのは、体内の虫です。

両者に共通するのは、体内の虫(寄生虫)の存在です。
このように、恐るべきは、、、体内の虫なのです。。。


ちなみに、この体内の虫をどう対処するべきか?と言う問題については、、、
先ほどの、三尸(さんし)の思想の中に、それが伺える部分があります。


<三尸(さんし)とは>

道教に由来するとされる人間の体内にいると考えられていた虫。

▼三尸図

【図は猿も煽てりゃ、ブログする。より引用】

道教では人間に欲望を起こさせたり寿命を縮めさせるところから、
仙人となる上で体内から排除すべき存在としてこれを挙げている。

病気を起こしたり、庚申の日に体を抜け出して寿命を縮めさせたりする理由は、
宿っている人間が死亡すると自由になれるからである。

葛洪の記した道教の書『抱朴子』(4世紀頃)には、
三尸は鬼神のたぐいで形はないが宿っている人間が死ねば
三尸たちは自由に動くことができ又まつられたりする事も可能になるので
常に人間の早死にを望んでいる
、と記され、

『雲笈七籤』におさめられている『太上三尸中経』にも、
宿っている人間が死ねば三尸は自由に動き回れる鬼(き)になれるので
人間の早死にを望んでいる、
とある。


と言う事で、、、
これらの体内の虫は、人間の早死を望む存在として挙げられていすし、、、
仙人となる上で体内から排除すべき存在とされています。

したがって、上記にも書かれている通り、、、
体内の虫は、絶対に体内から排除しなければいけません。


寄生虫は、百害あって一利無し

古来から、体内の虫は、人にとっては害を為す存在として、描かれています。
これは、現代における、実在する体内の虫=寄生虫で置き換えて考えても同じです。

迫りくる猫の国 番外編3」で紹介したように、、、

トキソプラズマの感染者は、交通事故に遭う危険性が2.6倍にも増え、
自殺率は非感染者の7倍になるなど、人間の早死の原因になります。


▼トキソプラズマ(画像は場末P科病院の精神科医のblogより)


また、トキソプラズマ以外でも、回虫・アニサキス・有鉤条虫・横川吸虫・鞭虫等々、
人体には、実に多くの寄生虫が居ます。

(※WHOによると、回虫、鉤虫、鞭虫は、
いずれも現時点で10億人以上の感染者の存在が推測されています)


▼非常に多い寄生虫の種類(図は大幸薬品HPより)


これらにしても、体内でこれらの寄生虫を飼っても、百害あって一利無しです。
たまに、寄生虫のダイエット利用等をする人もいますが、勧められるべき物ではありません。


そして、寄生虫を体内に飼うデメリットは、、、実に、多々あるのです。


  • 脳組織や神経組織に侵入し、人間の思考を勝手に操ること
  • 慢性的な気分の抑圧・ストレス障害を引き起こすこと
  • 筋肉組織に侵入し、筋肉の動きを低下させること
  • 食事として摂取した体内の栄養分を、勝手に消費し、奪い取ってしまうこと
  • 寄生虫自体が毒物・排泄物を排出し、内臓(特に肝臓)に余計な負担をかけること
  • 性的器官に侵入し、保有者の性衝動を変化させること
  • パートナーにも寄生虫に罹患させる可能性が高まること
  • etc・・・

当記事は、デトックスについて書いていますが・・・
デトックスとは、体内に溜まった毒物を排出させることです。

しかしながら、多くの人は、、、
体内の寄生虫が、多くの毒物・排泄物(卵や老廃物)を排出している事実を見逃しています。

多くの寄生虫は、その生体機能が生殖機能に特化しているものが多く、
その産卵数も、考えられないほど多いです。


  • 回虫の成熟した雌は1日10万個から25万個もの卵を産む
  • 日本海裂頭条虫や広節裂頭条虫の成熟した虫体は毎日1匹が約100万個もの卵を産む
参考:平成22年度食品安全確保総合調査

本来、人体に適切な栄養分として摂り込まれるはずのエネルギーが、
寄生虫の産卵の方に、無駄に使われてしまい、、、

しかも、それらの卵等は、人体に無駄な老廃物として、
人体に余計な負担をかける原因にもなります。


▼日本海裂頭条虫(別名「サナダムシ」)の卵(終宿主はヒト、イヌ)

だから、体内の原因(寄生虫)を取り除くこと無く、他のデトックスを幾ら試みようが、
それは病気の枝葉を刈り取る行為であって、根本治療をしていることには繋がりません。


だから、何にも増して、まず第一にすべきは、、、寄生虫の除去である!
・・・と管理人は、述べておきます。


当サイトでは「小食のメリット」についても、何度も紹介してますが、
自身の意志と関係なく、勝手に栄養分を奪い取る存在が体内に居たならば、
小食も大変為し難いです。

(食べたはずなのになぜか痩せている人や、食べてもお腹が満たされない人は、
寄生虫の存在を疑ってみてはいかがでしょうか)

寄生虫の除去のやり方については、下記記事で紹介してますので、それをご参考に。


トキソプラズマで歪められる性格と寄生虫除去の方法

生好きな日本人は特に要注意!

(性的感染等を除けば)多くの場合、寄生虫は食材を通して体内に入り込みます。


したがって、熱を十分に通してない食材は要注意です。

特に、生の肉であったり、生のレバーは要注意ですが、、、
日本人が普段から食べているお刺身も、決して安全とは言えません。

海洋汚染が少なかった昔と比べ、今は、海も重金属等で汚染されていて、
寄生虫が繁殖しやすい環境になり、危険性が高いものになっています。


▼普通にサバ、アジ、イカなどに居るアニサキス神奈川県HPより)

魚介類の寄生虫については、↓下記を参考に。
寄生虫とのつきあいかた ~魚介類の寄生虫と食品衛生~


肉眼で見えるアニサキスなどならば、まだ対処のしようがありますが、、、
微生物レベルの寄生虫はについては、熱を通す以外に対処できません。

しかしながら、困ったことに、世界で日本人ほど、生(ナマ)が好きな人種は居ません。
普通の生活をしていても、日常的にナマモノを食べる機会は多くあるはずです。

法事や結婚式、その他、外食など、事あるごとにナマモノが普通に出て来ますね。


そういったナマモノを一切食べないようにして、
普段の食生活から変えるべきだ!とまでは、さすが言いませんが、、、

世界的に流通が発達し、色々な食材が輸入され、かつ、食品の汚染も叫ばれる現在では、
せめて、年に1~2回くらい、寄生虫駆除の習慣を持つべきだと思います。

ちなみに、ベトナムや韓国などでも、年に2回程度の虫下しが推奨されています。


戦前の日本でも、昭和20年代前半、日本の学校の児童は、ほぼ全員(90%以上)が、
寄生虫に冒されており、虫下しが実施されていました。(参考記事


目に見えるレベルの寄生虫被害は減ったかもしれませんが、、、
環境汚染が酷くなった現代では、トキソプラズマの事例のように、
目に見えないレベルでの寄生虫感染が、密かに進行しているようにも思います。


しかも、今年、平成28年度からは、
従来されていたギョウ虫検査さえも、実施されない方針に、今年から切り替わります。


小学校の健診の定番 ぎょう虫検査が、平成28年度から廃止!

▼ぎょう虫


ヒトの盲腸に寄生し、肛門の括約筋が弛緩する睡眠中に肛門の周辺で産卵を行う。
先進国においては乳児・児童とその親に感染者が多く、感染率は10-20%程度。
日中の落ち着きの無さや短気になるなどの原因になることが問題視されている。

昨今の環境汚染や政治的な方針転換によって、
寄生虫にとっては天国の時代が到来しているのかもしれません。。。

寄生虫は「過去のもの」、、、と捉えること無く、
自分自身の問題として、確実に対処していきたいものですね^^;



↓以下の記事は、癌と寄生虫に関する余談です。
(未だ結論が出てない問題なので、、、興味がある人だけ読んで下さい)


余談:癌の原因にもなっている!?疑われる寄生虫の関与

ちなみに、昨今、日本人の死因の第1位(約30%)になっている癌にも、、、
寄生虫の関与が疑われ始めています。

胃がんの原因のヘリコバクター・ピロリは、病原微生物であり、
これも、一種の寄生虫(正確に言えば細菌ですが)の仕業と言って良いでしょう。


▼ヘリコバクター・ピロリ


また、つい最近(2015年11月)報告された話では、、、
なんと、小型の条虫が悪性腫瘍(癌)に変化する(伝播する)事も、新たに発見されてもいます。


2015年11月07日 米国の生物学者らが驚異的な寄生虫を発見。
この寄生虫はなんと人体に入り込み、悪性腫瘍に変化することがわかった。

条虫からヒトにがん細胞が伝播 ―コロンビア人男性の例

米国がん協会(ACS)のLen Lichtenfeld氏は、
「寄生虫を含めた一部の慢性感染症ががんリスクを上昇させることは以前から知られている。 今回の症例の解明に用いられた最新の手法によって、さまざまな感染症と がんの関係についての理解が進む可能性もある」と指摘している。


また、癌患者の尿には、寄生虫(線虫)が集まる傾向もあるらしく、、、
どうも、寄生虫(線虫)は、癌細胞を好む習性があるらしいです。


寄生虫でがん発見!精度は95%以上・・・患者の尿の臭い好む線虫

公開された実験映像を見ると、2つのシャーレの中央に線虫100匹を置き、
隅の方にがん患者の尿と健康な人の尿を数滴たらす。

1時間後、がん患者の尿の周りには線虫が集まったが、
健康な人の尿には線虫は集まっていなかった。


【画像は情報や本舗より】

この画期的な発見のきっかけとなったのは食中毒だった。
岡田英人外科部長がサバに当たった食中毒患者の胃の中を調べたところ、
線虫のアニサキスが寄生していた場所に 未発見のがんを見つけたことだった。

まぁ、上記に見られる通り、
寄生虫(線虫)が集まる箇所に、癌細胞が発見される傾向があるようです。

寄生虫によって癌が引き起こされるのか?それとも、癌細胞が寄生虫を引き寄せるのか?

これは、100年前のヨハネス・フィビゲルの研究から、議論が為されている問題なのですが・・・
今もまだ、明確な結論が出ていない問題です。


ヨハネス・フィビゲル


フィビゲルは1907年にネズミの胃癌を比較研究している際、線虫の一種を発見した。
この線虫はネズミの餌となっていたゴキブリを宿主として広く分布している物であった。

胃に異常が認められないネズミに線虫が寄生したゴキブリを与えると、
高い確率で胃癌を発生することを確認した。


フィビゲルは1913年、世界で最初に人工的にがんを作り出したことになる。
ついでネコに寄生する条虫を用いて、ネズミに肝臓肉腫を起こすことにも成功した。
その後、1952年、ヒッチコックとベルがフィビゲルの実験を追試し、癌の発生原因は
線虫だけではなく、ビタミンA欠乏症との複合的なものである事を解明した。

そのため、現在は、フィビゲルの寄生虫発癌説は、誤りであったと考えられている。

しかしながら、2005年のノーベル賞で、ロビンウォレン、バリーマーシャルの2人が、
ヘリコバクター・ピロリの発見とそれが引き起こす胃炎、胃潰瘍、胃癌の研究で受賞し、
胃癌の発生には、病原微生物が関わっていることを明らかにしている。

ともかく、健康な人には寄生虫は寄りつかない訳ですので、

逆に言えば、、、
寄生虫が寄りつかない体になれば、癌も防げる!・・・とも言えそうです。

ですので、癌抑制の面でも、積極的に体内の寄生虫の駆除はした方が良い!
・・・と思われます^^


と言う事で、寄生虫と癌の関係性を述べたところで、今回は、これまでとします。
次回以降は、寄生虫除去以外のデトックスについても述べていきたいと思います^^;



春は(冬の間卵だった寄生虫が孵化するので)寄生虫除去に効果的な季節です。
寄生虫が気になる方は、各自で寄生虫除去やってみて下さいませ^^
(服用の時期としては、年に春と秋の2回くらい実施するのが良いようです)

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鼻中隔矯正手術を受けてきました

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暫く更新できずにいましたが・・・
今だから言うと、実は、先週から約一週間ほど、手術入院してました^^;

何処の手術かと言うと、、、それは、です。


鼻と言うと、この季節は、花粉症の症状が酷くなる時期ではありますが、、、
そういった症状とは関係ありません。

管理人は、数十年来の鼻通りが悪くて、蓄膿症の疑いもあったんですが、
そういった症状を根本的に緩和するための手術です。


鼻中隔矯正手術を受けました

具体的には、鼻中隔矯正手術というものです。
鼻の鼻中隔の軟骨を局所的に、内視鏡で切りとって、鼻筋をまっすぐにするという手術です。



昨年末、西武の菊池雄星も、同様の手術をしています^^;


西武菊池雄星15勝だ!蓄膿手術&1700万増で鼻息荒く

それで、鼻の中には、鼻中隔という仕切りの軟骨があるんですが、、、
管理人の場合、この鼻中隔膜が、もともと中程度弯曲している状態でした。


それで、今回、(天中殺が明けるのを待って)この鼻中隔をまっすぐにするために、
手術に踏み切った訳ですが、、、

全身麻酔を施したのもあって、結局、5泊6日の入院期間となりました。
(局所麻酔なら、場所によっては日帰り手術をしている所も有るそうですが・・・)


鼻中隔矯正の術後の状態

手術後の数日間は、本当に大変でした(--;
まず、手術直後は全身麻酔が効いて、尿道にはカテーテルが繋がれベットから動けません。

傷口が痛むのは当然ですが、それに加え、鼻呼吸が出来ないのが想像以上に辛かったです。
口が乾いて、自然にいびきもかいて、全く眠れません。

そして、手術後、3-4日程度、ガーゼを鼻に詰めっぱなしになるのですが、
そのガーゼが圧迫される圧力で、鼻の奥の部分がずっと痛むのです。。。

それが、もの凄く疼いて、、、
人生でもNo.1の地獄のような夜を過ごす羽目になりました(--;

寝たきりの状態で、鼻の部分に詰める綿球を、自分で交換したり、
喉が渇いているのに、満足に水が飲めないのも辛かったです。


もちろん、手術直後の夜は、その痛みのせいで、一睡もできませんでした。
(管理人はあまり薬を使いたくなくて、渡されたロキソニンを使わかなった為でもあるんですが)

そして、翌朝鏡を見たら、、、びっくりするくらい白髪が増えてました(汗


多分、手術と全身麻酔等のストレスでそうなったと思うんですが、、、
こんなに白髪になるくらい負担がかかるのだと、手術の怖さを実感しました。
(この点に関しては、なるべく負担掛からない局所麻酔にすべきだったと反省です)


まぁ、ともかく、痛みは数日間続いて、退院日前日に、
鼻をふさいでいたガーゼも取って貰った訳ですが、これも当然かなり痛かったです。

そして、ようやく鼻で息が吸えるまでになった訳ですが、、、
口呼吸⇒鼻呼吸が出来るようになるまで、手術日を含め丸4日間も掛かりました。。。

まぁ、大変な期間でしたが、とにかく無事退院できて良かったです^^;
(費用も「高額療養費制度」使えたので、4万円程度で済みました)


鼻中隔矯正手術の退院後の状態は?

鼻中隔矯正手術を受けて、退院した今でもマスクをしている状態ですし、
まだ、抜糸も済んで無い状態ですが、さすがに、入院時に比べると、随分楽になりました^^

鼻呼吸で息が出来るというのは、素晴らしいですね♪


そして、肝心の鼻通りの方ですが、、、
術前の状態に比べると、確かに良くなりました!

鼻呼吸が自然に出来るようになると、自然にリラックス出来て、集中力もアップして、、、
睡眠の効率も、運動効率も、当然良くなるはずです。

日々の活動自体が、今後、全体的に向上すると思われるのですが・・・
コレについては、抜糸も済んでから、また様子を見たいと思います^^;


長寿と呼吸との関係

ちなみに、昨今、「五福をもたらすデトックス」の記事で長寿について書いていますが、、、

長寿を考える上では、呼吸は、最も大切な部分の一つです。
(古神道での、息長(おきなが)の法に示されるように、呼吸で長寿が得られる方法もあります)

水野南北の南北相法にも、こう書いています。
(呼吸に関連するような箇所だけ抜粋)


南北相法より引用抜粋>



<息について>
  • 豊かな息の人は、腎気が強く根気があります。
  • 豊かで長い息の人は、心も豊かで、身体も強く長寿です。
  • 鼻から息を出入り(腹式呼吸)させる人は、気力が保てるので病気になることもなく長寿です。
  • 口から息を出入りさせる人は、気力が漏れるため腎気が衰えて根気もありません。短命です。
<寝相について>
  • 口を閉じて眠る人は、精神力を保つので根気があり、立場にふさわしいチャンスに恵まれます。
  • 口を開いて眠る人は、精神力が漏れますが、これは精神力の吉凶によって考えます。
<鼻について>
  • 鼻が曲がっている人は、人生の浮沈があり、何度も危険に遭います。
<口について>
  • いつも口を閉じている人は、自然に気力を保っているため、身体も強く根気があります。

上記で、見られる通り、、、
"口呼吸は「気」が漏れる"という意味で、非常に宜しくないものとされています。

なお、「気」と言うと、抽象的で分かり難いかもしれませんが、、、
現代科学で言うならば、男性ホルモンに置き換えて捉えると分かり易いかも知れません。


「ホルモン力が人生を変える」によると、唾液にも、男性ホルモンが含まれており、
唾液中の遊離テストステロンは、血中の遊離テストステロンとほぼ同じ値である。
唾液が無駄に消費される=男性ホルモンが減る=気が漏れるに等しい

まぁ、とにかく、長寿を考えるのであれば、、、
現在、口呼吸をされている方は、鼻呼吸に矯正した方が良いでしょう。

とある本(文末参照)によると、現代人の9割は口呼吸になっているとも言いますので、
一度、自分自身で、口呼吸をしていないかチェックされて見ても良いかも知れません。

そして、鼻呼吸をしようと思っても、生まれつき鼻呼吸がしにくい人も居ます。
その場合は、鼻中隔の湾曲も原因として疑って見ると良いかもしれませんね。


中途半端な記事で申し訳ありませんが、 今回は、、、管理人の入退院報告でした^^;


PS.
なお、加齢で舌の力が弱るために、鼻呼吸がし難くなる場合も有ります。
その場合は、「かいうべ体操」をすると良いでしょう。

▼鼻呼吸に矯正するための「かいうべ体操」は、管理人も毎日実践してます^^;

熊本地震に思う事(そして、今後の動向予測)

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暫くブログお休みしていましたが、、、
熊本の地震は、(有る程度予想してた)管理人にとっても衝撃でした。

今回は、オカルト的観点で、今後を予測して見たいと思います。


以前、「日本列島の形成過程と今後の地殻活動についての考察」や、
九州の火山噴火に気をつけろ!」でも述べましたが、、、

管理人は、以前から、福島の次は、九州の火山に気を付けるべきだと述べていました。
その論拠は、陰陽五行節でした。


(※なお、管理人は、こちらの記事で述べた通り、
東日本大震災以降の日本は五行の時代に突入したと考えてます)


と言うのも、陰陽五行による生成順序は・・・

太極が陰陽に分離し、陰の中で特に冷たい部分が北に移動して水行を生じ、
次いで、陽の中で特に熱い部分が南へ移動して火行を生じます。

この生成順序をを考えると、東日本大震災では、大津波による被害が大きかったですが、
それを水行として捉えた場合、次は、南の火行だろうな・・・と単純に思ったからです。


  • ①北の水行・・・大震災による津波被害、新潟の水害
  • ②南の火行・・・九州(桜島など)の火山噴火?
  • ③東の木行・・・東から来る台風?
  • ④西の金行・・・韓国の経済混乱から来る動乱の闇?
  • ⑤中央の土行・・・何処かで起こる地震???

なので、「九州の火山噴火に気をつけろ!」と述べていたのですが、
今回の地震で、より一層、阿蘇山の噴火の脅威がクローズアップされてきたように思います。


阿蘇山を横切る地震と震源の東の移動

今回の熊本地震は、今までに日本に無かったタイプの地震であるように思います。
それは、一つに、列島を横切る中央構造線上での地震であると言う事が、まず一つです。


地震観測が為されて以来、この中央構造線上で、熊本地震のような、
連続して高震度を記録する地震は、起きてこなかったように思います。


そして、もう一つは、その震源が、徐々に移動し、北東に進行しているということです。

気象庁課長 観測史上、例がない事象を示唆

気象庁の青木元(げん)地震津波監視課長は16日午前の記者会見で、
熊本、阿蘇、大分へと北東方面に拡大していく地震現象について
「広域的に続けて起きるようなことは思い浮かばない」と述べ、
観測史上、例がない事象である可能性を示唆。

「今後の(地震)活動の推移は、少し分からないことがある」と戸惑いを見せた。

そして、、、
この震央の途中には、やはり阿蘇山があり、現在、小規模噴火しています。


この熊本地震が、阿蘇山の噴火と無関係だとは言い切れないと思います。
いや、むしろ、火山噴火の兆候があるから、地震が引き起こされたのではないでしょうか。


阿蘇山による火山噴火と、、、噴火後の地盤沈下に気をつけろ!

しかも、、、阿蘇山の場合は、単なる火山噴火にはとどまらず、、、
超巨大噴火を伴う可能性も指摘されています。

琉球大理学部名誉教授・木村政昭氏は、昨年(2014年12月)にこう語っています。。。

「我々は火山の活動経歴をこの目で見ていないため、
カルデラを持つ火山 の破滅的噴火を予測するのは難しい。

しかし、地震に大地震と超巨大地震があるように、
火山の噴火にも大噴火超巨大噴火がある。

そして近年、この超巨大噴火の再来の可能性を口にする火山学者も現れ始めた。

私が気がかりなのは、阿蘇、霧島、雲仙普賢岳、浅間山、三原山などの火山は
本格的な噴火をした後、通常火口底が300メートルほど沈むのに、
上空のヘリからの映像などを見ると、火口底が目視できる点。

これはつまり、日本列島の地下に潜り込む太平洋プレートに
マグマがギュッと押し上げられた状態が続いているということ。
そのため、我々が経験したことがないような
噴火の準備が着々と進んでいる可能性があるのです」


このように、阿蘇山には、相当なマグマのパワーが溜めこまれている可能性があります。

恐らく、今後すぐに噴火と言う事は無いでしょうが、過去の経験則等を踏まえると、
地震から50日経過後は、大噴火の兆候もあるかもしれず、今後十分な注意が必要と感じます。


そして、もう一つ言うと、、、
現在、マグマによって地盤全体が押し上げられているようですが、、、

マグマ噴火が継続して起こるようなら、、、
今度は、逆に周辺地盤は沈んでいく!と言う可能性も考えるべきかもしれません。


ちなみに、オカルトになりますが、以前サイトの「こちらの記事」で述べていたように、
古今集伝授切り紙(奥義書)においては、「」の周囲には、、、
なぜか、沈むと言う意味の、ベキ(さんずいに日)の字が配置されてます。

阿蘇は、「阿が蘇る」と書きます。
阿が蘇った時こそ、この古今集伝授切紙の真意も、分かってくるかも知れません。


阿蘇神社の崩壊と、、、気になる根子岳の活動

ところで、今回の熊本地震では、建物の崩壊が相次ぎましたが・・・
その中でも、阿蘇神社の楼門と拝殿とが崩壊するという被害がありました。


まだ、奥の院は、無事なようではありますが・・・
オカルト的に考えると、この阿蘇神社の崩壊は、非常に危険な予兆にも思えます。

以前から、管理人が書いている「迫りくる猫の国のシリーズ記事」のうち、、、
特に、「鬼を使役する九州の根子岳」の記事を見て頂くと、その理由が分かります。


これは、古くからの言い伝え(伝説)ですが、、、

この阿蘇の大明神が(大和に行って)お留守になった時、、、
阿蘇山五岳のうち、高岳と根子岳が背比べをして、その結果、
(鬼を使役した)根子岳が勝ち、根子岳が暴れるというお話があります。
(その後、鬼を使った事がバレて、猫岳は、阿蘇大明神にこっぴどく叱られます)


▼阿蘇山の外輪山のギザギザ頭の根子岳(古くは猫岳とも呼ばれている)


<根子岳のギザギザ頭>

高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳そして末っ子の根子岳は
誰が一番早く高くなれるか競っていた。

結果、根子岳が長男の高岳さえも追い抜いて一番高くなった。

しかし、それは鬼たちに阿蘇の国で自由に暴れさせる代わりに、
竹田から土を運んで自分の頭に積ませたからだった。

これを知った阿蘇大明神は激怒し、根子岳の頭をピシャリピシャリと何度も叩いた。
そのおかげで根子岳の頭はギザキザになってしまった。



まぁ、何が言いたいかと言うと、この伝説に基づくならば、、、
なんとなく、阿蘇大明神は、いわば、根子岳の監視役のようなものだと思うのです。

そして、今、阿蘇神社が崩壊しかかっている今、
もしかすると、、、根子岳が動き出すのではないか?
(その後、日本は鬼が治める"根子の国"となるのではないか?)

・・・と管理人は危惧します。


まぁ、あくまで、オカルト的な考えなので、どう捉えるかは各個人で判断すべきですが、

熊本、そして、大分のお近くの方は、猫岳の山体膨張にも、よく注意して頂けたらと思います。

眠りから覚める猫①~動き出す根子岳~

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当記事は、あくまで管理人の妄想に過ぎませんので悪しからず


以前から、管理人は、「迫りくる猫の国」と題したシリーズ記事をまとめています。


2年前から書き出したこのシリーズですが、、、
この中では、特に、「九州の根子岳」について、特別な注意を払うべく、
当時から記事を書いておりました。


▼阿蘇山の外輪山のギザギザ頭の根子岳(古くは猫岳とも呼ばれている)


そして、先日、「熊本地震に思う事(そして、今後の動向予測)」の中では、
今後、根子岳の山体膨張に注意を要すること」と、、、

それが起きた場合、、、
日本は鬼が治める"根子の国(根の国)"となるのではないか?と書きました。


そして、なんと、このような記事を書いた直後に、、、
管理人も目が覚めるような、ビックリのツィートを目にしてしまったのです。。。

眠りから覚める猫

そのツイートというのが、、、下記です。


こだまめ @d3bjun 4月18日 より
根子岳が変わりよる
上:地震前
下:地震後

いよいよ管理人が危惧していた事が、徐々に顕在化してきている気がします。

上記のツイート以外にも根子岳の山体の変化を指摘するツイートが、
徐々に見受けられるようになり、いよいよ危なくなってきたな・・・と感じます。

・・・

・・・

と言う事で、、、まだ構想中の段階ではあったのですが・・・
あまり悠長な事は言ってられなさそうなので、「迫りくる猫の国」の続編を書くことにしました。

題して、、、『眠りから覚める猫」』です。
どこまで書けるか分かりませんが、、、一つお付き合い下さい^^;


地震の動向と気になる阿蘇山東山麗の火山活動

さて、、、
今回の熊本の地震によって、根子岳のお目付け役であった阿蘇大明神(阿蘇神社)も、
倒壊・崩壊してしまいました。


九州に伝わる伝説に基づくならば、、、

もしかすると、お目付け役が留守になった阿蘇山では、
今後、阿蘇五岳の一つの高岳と、根子岳とが競い合うように高くなるかもしれません。

この高岳というのは、阿蘇山の火口の東方面にあります。
そして、根子岳もやはり阿蘇山の東方面にあります。

このように、阿蘇山の中でも、特に、阿蘇山の東側の山麗は要注意だと思います。


実際に、地震の記録でも、それが如実に表されています。

実は、先日以来、地震の観測も、初期は熊本地域の地震のみであったものが、
日が経つにつれ、徐々に阿蘇や大分地方に、その震央が移動しつつあります。

▼震度4以上の地震の震央(阿蘇・大分方面のみ赤枠で示す)

【表は、日本気象協会HPより】


また、九州の伝説のおいては、最終的には、阿蘇五岳の背比べでは、
祖母山の鬼を使役した根子岳が勝ち、根子岳が暴れ回る、という下りになっています。


なので、管理人的には、、、
特に、大分方面に住まわれる方は、今後、根子岳等の火山の動向に要注意である

・・・と申し上げてきおきたいです。


と言う事で、根子岳の動向に要注意というのは、分かって頂けたかと思いますが・・・

こういった事象や、鬼を使役する猫について、、、
今後、オカルト方面から、さらに詳しく解説していければと考えています。

以前のシリーズ記事が、「迫りくる猫の国」だったのを踏まえ、、、
次回からは、『眠りから覚める猫』として、色々記事を書いていければと考えています。

まぁ、例によって、遅筆にはなると思いますが、ご容赦ください^^;
と言う事で、続きをお楽しみに。。。


PS.ちなみに、管理人は今後、根子岳が本格的に動き始めた後には、
天皇家について、ゴタゴタが起こり始める・・・と予測してます


眠りから覚める猫②~四天王寺にて眠る猫~

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前回「眠りから覚める猫①~動き出す根子岳~」を書いて、数週間経ちましたが、
その間なかなか記事が書けずにすいません><

管理人がもたもたしてる内に、、、
根子岳の形は、またさらに変わってしまったようです(--;


天狗岩 地震で崩落 阿蘇・根子岳 [熊本県]



阿蘇五岳を形成する根子岳の天狗(てんぐ)岩が、地震で一部崩壊した。
岩の東側が数十メートルにわたって削られたように崩れ落ちている。

豪雨の傷跡がまだ生々しいところに見舞った今回の地震。
危険がいっぱい、といった感じの根子岳になった。

ところで、前回、『鬼を使役する猫』について、、、解説すると述べました。

九州の根子岳自体が、鬼を使役する伝説があるんですが、、、
それ以外に、管理人が、猫を特別に意識しているのは、、、幾つか理由があります。

本当は、他にも色々説明したい事もあり、
もう少し先まで出すのは控えようか迷ったんですが、、、

あまり読者さんを待たせるのはアレなんで、、、最初から、核心をついていきます。


管理人が「猫」を特別視しているのは、ずばり、聖徳太子の預言を意識しているからです。

そして、猫がキーワードになっているのが、、、実は、四天王寺の存在なのです。


聖徳太子の四天王寺の鳥居は、、、なぜ西向きなのか?

四天王寺は、崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏の間に武力闘争が発生した時に、、、

聖徳太子が、「この戦に勝利したなら、必ずや四天王を安置する寺塔(てら)を建てる!」
と誓いを立て、戦争勝利後に作られた、仏教寺院としては最古クラスの寺院です。


管理人は、これまで、過去に「四天王寺の由来は天皇神社だった!?」で書いたように、
何度か四天王寺を拝見したり調査しています。

しかし、どうにもこの四天王寺はおかしいのです。
まず、れっきとした仏教寺院なのに、思いっきり鳥居が存在します。

▼四天王寺の西向きの鳥居

しかも、この鳥居、、、西向きなんですよね。


通常の神社建築では、鳥居は本殿の南側に配置される事が多いのですが・・・
この四天王寺に限って言えば、異例の西向きなのです。

下記の地図で確認すると、こういう感じになっています。

以前、管理人は、四天王寺の石の鳥居が西向きに配置されている理由については、、、
それは、星信仰を持っているからだ、、、と述べました。

その考えは今も変わっていません。


しかしながら、、、
どうも、それだけではない、、、みたいなのです。

先ほどの鳥居を抜けて、中心伽藍に入りますと、、、
四天王寺の中心である金堂があります。


この金堂には、外観は法隆寺金堂に似ていますが、法隆寺夢殿と同じ仏像、、、
金堂中央に本尊の救世観音菩薩(ぐぜかんのんぼさつ)像が配置されています。

ちなみに、下記は、法隆寺のものですが、、、
四天王寺の救世観音菩薩は、座った形の半跏像になっています。

▼法隆寺夢殿の本尊観音菩薩立像


救世観音の救世とは「人々を世の苦しみから救うこと」です。
(「法華経」の観世音菩薩普門品の中の"観音妙智力 能救世間苦"から来ているらしい)

したがって、四天王寺の目的としては、、、
「世の苦しみから人々を救う」という事に主眼があると思われるのです。


この中心の金堂から、西の鳥居に向かって行われる行事で、、、
彼岸の中日に、「日想観(にっそうかん)」という浄土信仰の伝統行事が行われます。
※お彼岸の時期は太陽が真西に沈みます


日想観(にっそうかん)とは?
西に沈む太陽を見て,その丸い形を心に留める修行法。
極楽浄土を見る修行の一部で,観無量寿経に記される。日想

ここは、四天王寺夕陽丘(ゆうひがおか)と呼ばれるくらい、夕日が綺麗に見えて、
四天王寺の高台から、鳥居ごしに茅渟の海(大阪湾)に沈む夕日が見え、非常に幻想的です。


【画像は活動報告 - 四天王寺の活動報告ブログより引用】


こういう所から考えると、、、
四天王寺の境内配置は、太陽の東西ラインを考慮して作られていると言えるでしょう。


また、四天王寺は鳥居があるとはいえ、仏教寺院ですので、、、

釈迦が、涅槃の時(入滅する時)に、
枕を北にして、西に向かって寝てられるようにされた
・・・というのも、、鳥居のある入口が西向きになっている理由かもしれません。

(それでも、やはり仏教寺院に鳥居はおかしいのですが)


一応、涅槃図でも確認してみましょうか。。。
下記のように、釈迦の入滅は、必ず北枕で、頭の方向は西向きにして描かれています。


釈迦が目を向けた西方は、極楽浄土の土地。。。
西方に落日を見る日想観は、死後の極楽浄土に行く事を願っての意味もあるのでしょう。

西方極楽浄土(さいほうごくらくじょうど)とは?

仏教における聖域・理想の世界。
十億万仏土先の西方にあり、阿弥陀如来がいるとされる浄土のこと。
極楽浄土と言われる。

まぁ、、、
このようにして、四天王寺を仏教寺院として考えると、
釈迦の入滅をも意識した作りになっている、、、とも言える訳です。


が、しかし!!!
ここで、問題になってくる事があるのです。

それは、何かと言うと、、、

四天王寺の東西ライン(太陽のレイライン)

なのです。

先ほどの四天王寺の境内地図で、お彼岸の日の、
この太陽の通り道(東西ライン)を、よーくご覧ください。


上図では、地図上の文字が、逆向きになっているのが、
見え難いかもしれないので、反転してみました。


これでわかるでしょうか?

分からない人は、下記で確認して下さい。
先ほど述べましたが、、、お彼岸の時期には、太陽は、真東から昇って真西に沈む。

その際の四天王寺の太陽の通る東西ラインには、実に奇妙な構造になっているのです。

上記だけ見ると、神社の基本構造と比べてみて、、、
寺であるのに、まるで、神社のように見えて来ませんか?

金堂を神社の拝殿として考えるならば、
聖徳太子を祀る聖霊院(太子堂)奥殿が本殿でしょう。

しかも、この聖霊院奥殿は、法隆寺の夢殿に非常に似ているのです。
(近くに立ち寄れなかったので撮影できませんでしたが)八角形のような構造です。


聖霊院
中心伽藍の東に位置する一画で、「太子殿」とも言い、聖徳太子を祀る。
中心伽藍は鉄筋コンクリート造だが、この一画は木造建築である。



主要な建物は前殿と奥殿である。
前殿には十六歳像・太子二歳像が祀られ、
奥殿には太子四十九歳像(1月22日のみ公開の秘仏)が祀られている。
一見法隆寺夢殿に似ているが、夢殿の平面が八角形であるのに対し、
この建物の平面は完全な円形である。


そして、神社と言えば、聖徳太子の時代、神道を祀ったのが物部守屋ですが、、、
その「守屋祠も、奥電のさらに奥にあります。

ついでに言えば、馬や馬の模型のある神社は、大概、東にその厩舎があるはずです。
この四天王寺でも、やはり東に聖徳太子が乗ったという黒駒の厩舎がありました。


こう言う所までを見ると、釈迦の涅槃を考慮した東西ラインと、
神道の神社を思わせる東西ラインが、混在しているようなラインになっているのです。



そして、最も大事なことを言いますと、、、

恐らく、この四天王寺で最も重要な部分は、その構造なども考慮すると、
恐らく、この太子殿(奥電)だろうと思うのですが、、、

しかしながら、、、
その行く手を遮って存在しているのが、、、なんと!「猫之門」なのです。



奥殿への行き手を遮る「猫之門」

四天王寺の猫之門は、開かずの門になっており、通常一般人は入れません。
(極稀に、高貴な人だけが入る事が出来るとか)

▼猫の門

そして、この門には、、、下記のように、眠った猫が彫刻されているのです。


果たして、この四天王寺の奥殿までのルートを遮っている猫には、
一体、どんな意味が隠されているのでしょうか?

非常に、気になる所ですが・・・続きは次回。


PS.
聖徳太子は遣隋使で、「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無しや」と、
中国皇帝に親書を送ってますが、この語句は、浄土信仰に基づいた故事に思えます。

そして、「隋書 倭国伝」においては、冒頭の阿蘇山についての言及は、
ちょうど、この「日出づる処の天子・・・」のすぐ直前で出て来るのですが、、、
これは、偶然でしょうか?

アメリカの1ドル札に隠された・・・

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先日、「眠りから覚める猫②~四天王寺にて眠る猫」の記事を書きましたが、
その記事の冒頭で述べた通り、やはり阿蘇は、特別なところかもしれません。

眠りから覚める猫シリーズ記事の続きを書く前に、、、
今回は、そういった点を、アメリカの1ドル札を使って説明してみます。


下記が、皆さんご存知の、アメリカの1ドル札です。


この1ドル札は、万物を見通す目(プロビデンスの目)があるとして、オカルト的に有名ですね。
(1ドルだけに、ワンワールドの思想が隠されているというのでも有名です)


一方、もう一つの図柄、ハクトウワシは13枚の葉のついたオリーブの枝と13本の矢とを
それぞれの足に握り、「戦争と平和」および「平和への願い」を表しているそうです。


ただ、この鷲の上には、良く見ると、下記のような六芒星が見えます。


これは、何かの暗示でしょうか?
そう考えた時、ピラミッドも、鷲も三角形の図形を持っているように思えました。

このような上向きの三角形と・・・

▼上向き三角形


このような下向きの三角形の二つです。

▼下向き三角形


そう考えた時、先ほどの鷲の上の六芒星は、
"鷲を組み合わせて考えろ!"という、そういう暗示のようにも見えます。

そこで、実験として、この二つの三角形を、合成してみましょう^^


それぞれの図柄には、円形の縁があるので、ピッタリ合成する事が出来ます♪
合成して、片方をやや透明にしてみると、このようになりました。


こうやって見ると、二つの三角形によって出来たこの六芒星には、
何か文字が含まれているのが見えますね。

一体、何て書いてあるでしょうか?


A S O・・・

ASO、阿蘇!

というように、SAGA佐賀ならぬ、ASO阿蘇なのでした(^^;
(まぁ、単なるお遊び(?)なので、本気にしないように)

・・・・という閑話休題をお送りしたところで、
次回は、「四天王寺にて眠る猫」の謎解きの続きを書こうと思います^^


ちなみに、この1ドル札の謎解きに関しては、先駆者様がおられます。



そちらのサイトでは、もう一方のピラミッド底辺の
NとMの文字をも組み合わせて、MASON(メーソン)であると述べられています。


PS.
ちなみに、記紀にも、その名字から、(メーソン)ではないか?と思われる人物が居ます。
それは、、、"日本の国技"に関係する人です。

眠りから覚める猫③~聖徳太子に秘められた猫のコード~

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さて、前回の「眠りから覚める猫②~四天王寺にて眠る猫~」では、
四天王寺の奥殿への、行き手を遮る「猫之門」についてご紹介しました。

今回は、その続きになります。
前回と内容が被る部分もありますが、大事な部分なので、ご容赦ください^^;

▼猫の門に施された彫刻


以前の記事および、関連記事については、下記をご覧ください。


猫之門に至る入口、西門(石の鳥居)について

さて、、、問題の「猫之門」は、西の鳥居から入って西大門(極楽門)を抜け、
四天王寺の金堂と五重塔の間を通って、その先の東に抜けた所にあります。

▼四天王寺の西向の鳥居(極楽門)


この四天王寺は、西から入る特殊な構造なのですが・・・
鳥居の扁額までが、なにやら普通の神社には見られないような文字が書かれてます。

どう書かれているかと言うと、、、
下記の通りです。

釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心
(ここは釈迦如来が仏法を説いている場所で、極楽浄土の東門の中心です)

これを聞いて、管理人は、
四天王寺の西方にあるのに、なぜ東門の中心なの?」と思わずにはいられませんが・・・

これと同様の質問が、謡曲の「弱法師」の中で繰り広げられています。


詳しくは、リンク先の謡曲の内容を見て頂ければ良いのですが、簡単に言えば、
「天王寺の"西門(石の鳥居=阿字門)"は、実は極楽の"東門"に向かっている」

・・・と言う事らしいです^^; (それを聞いても良く分からないのですが)

▼日想観で見た石鳥居と夕日

【画像は活動報告 - 四天王寺の活動報告ブログより引用】


まぁ、日想観という、西向きに正座して日没の相状を観て西方浄土を想観することが、
極楽浄土(の入口である東門)を観念する修行に繋がるようです。
阿字観という瞑想法で、煩悩を除くことが出来るらしいです


・・・

・・・

まぁ、石の鳥居もまだ謎がありそうですが、、、
今は先を急いで、石の鳥居から東に目を向けましょう。


猫之門の謎

さて、石の鳥居から境内に入って東方向は、西大門(極楽門)があります。
※石の鳥居から入って東の門が"極楽門"というのも気になる所です

▼西大門(極楽門)

さらに、西大門(極楽門)を通って、中心伽藍に向かい、
金堂と五重の塔の間を東に通りぬけます。

▼中心伽藍(手前の金堂と奥の五重の塔)

そして、中心伽藍を東に抜ければ、、、、問題の猫之門に至ります。


この猫之門なのですが・・・
聖霊院(しょうりょういん)奥殿を遮るかのように配置されています。


聖霊院(しょうりょういん)は、太子殿とも呼ばれ、
前殿には、太子十六歳像・太子二歳像が祀られ、
奥殿には太子四十九歳像(1月22日のみ公開の秘仏)が祀られています。


ちなみに、この聖霊院の前殿にも、(猫之門の猫とは別に)猫の彫刻が施されています。

▼聖霊院の前殿の猫の彫刻(眠り猫)

【画像はteracyanの面白くないブログ!より引用】


猫之門の猫と比べてみると、(作風が違うので、多分作者は違うと思いますが)
左右違いになっており、それぞれ花(牡丹)と眠り猫の構図になっています。
(この構図については、後々説明します)

▼猫之門の蟇股に施された彫刻


なお、猫之門に施された猫は、飛騨の匠、左甚五郎の作によるものと伝えられています。

そして、一般的な説明によると、
猫之門の猫は、日光東照宮の「眠り猫」と一対で、元日の朝に互いに鳴き合った

・・・とも言われています。


まぁ、このように、猫之門以外にも、聖霊院の前殿にも猫が居るなど、
よほど、聖徳太子と猫には深い関係があるとしか思えないのです。


一般的には、四天王寺の「猫の門」の猫は、
聖霊院にある経堂の経典がネズミにかじられないように見張り番をしている、

・・・と言われます。

こうした理由で猫が彫られたと、まことしやかに囁かれていますが・・・
これは本当でしょうか?


結論を言えば、、、管理人は、"若干ニュアンスが"違うと思います。

もし、単に、仏教の経典を守るという理由だけなら、
(奥の院に経堂がなく霊廟しかない)日光東照宮の眠り猫はどう説明するのか?
・・・という話になってしまうからです。

▼日光東照宮の境内地図と眠り猫

【画像は日光東照宮公式HPより】


だから、この四天王寺の猫には、"経典を守る"ということ以外にも、、、
何かしら深い理由が隠されているが隠されていると思うのです。


<注釈:古代の日本に猫は居なかった?>
日本の猫は、(紀元前から日本に猫が存在をしていた可能性も有るが)、
(沖縄等の南西諸島や九州を除き)日本の本州には猫は居なかったとされます。

奈良時代ごろに、経典などの大事な書物をネズミから守る益獣として、
中国から輸入された事が、日本猫の始まりとも言われています。

古代にネコが日本に定着していたという物証は乏しく、
『古事記』や『日本書紀』などにもネコの記述はありません。
ネコの文献の初出は、奈良時代末期頃(8世紀頃)の「新訳華厳経音義私記」で、「尼古」と書いてネコと書かれています。

ただ、稲が大陸から入ってくる弥生期辺りから、
特に九州には、猫は徐々に入ってきた可能性があります。
稲は苗から取れますが、猫に苗の文字が入っていることに注意したいです。

聖徳太子と猫の関係

では、一体、猫には、どんな秘密が隠されているのでしょうか?
そして、聖徳太子と猫に、どんな関係があるのでしょうか?


このうち、後者の聖徳太子と猫の関係性については、
まずは四天王寺の猫之門の性格を知っておくと、理解し易いかも知れません。

今ある四天王寺の猫之門は、戦国時代の大坂の陣で一度焼失し、
その後に徳川幕府が再建したものですが、、、

門の前に柵が張られてあるように、通常は、開かずの門になっています。

▼猫の門


ただし、これには例外がありまして、、、

実は、毎月22日だけ、門の扉が開き、奥殿が門越しに拝めるのです。
(ただし、猫之門は開きはしますが、通行できません)
(参考:四天王寺の活動報告ブログ


この毎月22日は、聖徳太子の月命日にあたります。

この聖徳太子の命日は、「上宮聖徳法王帝説 」に書かれた命日に基づいています。
上宮聖徳法王帝説には、下記のように書かれています。


上宮聖徳法王帝説 第二部より>
慧慈法師、上宮太子作の義疏(※三教義疏)をもたらして、本国に帰り流布させた。
その間、壬午の年(622年)の二月二十二日の夜半、聖王は亡くなられた。
(※帝説では、敏達三年(574年)旧暦1月1日の誕生とされ、享年49歳)

と言う事で、、、
聖徳太子が亡くなった命日は、全て2並びの特殊な日付なのです。

ちなみに、恐ろしい事に西暦(キリスト生誕基準)でも、下二けたは622年で2並びです。
(※これは西暦を知ってないと出来ない芸当であると思います)


このように、四天王寺の猫之門がわざわざ22日だけ開かれるのは、
聖徳太子の命日に由来するのです。


ちなみに、聖徳太子の命日の2月22日ですが、、、
一応、現在では正式に猫の日になっています。


猫の日について
猫の日は、日本の猫の日実行委員会が1987年に制定した記念日で、
2月22日に定められている。

日本における猫の日は、愛猫家の学者・文化人が構成する猫の日実行委員会が
一般社団法人ペットフード協会と協力して、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、
猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」という趣旨で1987年に制定した。


2月22日を"猫の日"として、猫に関する各種イベントやキャンペーンが行われる他、
猫に関する啓発活動も行われる。

2月22日が選ばれた理由は、猫の鳴き声の「にゃん」「にゃん」「にゃん」と
日本語の「2」「2」「2」の語呂合わせにちなんだもの
で、
全国の愛猫家からの公募によって決定した。

まぁ、当然ながら、上記の猫の日は、現代に作られた記念日なので、
古代の歴史とは一切関係ありません。
※古代では、源氏物語や枕草子では、猫の鳴き声は「ねうねう」と書いているので、現代のように「にゃんにゃん」とは聞いてなかったと思われます

しかしながら、四天王寺の猫之門や聖徳太子の命日の関係性を考慮すると、、、
遥か遠い古代から、2並びの数字と猫とは、深い関係がある可能性が高い。

・・・と思われるのです。



一体、その思想の源泉は何か?
そして、なぜ聖徳太子と猫とを、関係性を持たせてあるのか?

その辺の疑問が、管理人も、これまで良く分からなかったのです。。。(--;



聖徳太子の命日2月22日は、後付けのものだった?

そして、この疑問に、さらに謎を深めることになるのが、日本書紀 の記述です。


実は、聖徳太子の薨去日は、主に『日本書紀』『法隆寺系史料』の2系統が存在します。
※法隆寺系史料は、釈迦三尊像光背銘や天寿国繍帳、上宮聖徳法王帝説など


『法隆寺系史料』である、上宮聖徳法王帝説などでは、
聖徳太子の命日は推古30年(622年)の2月22日とされていましたが・・・

『日本書紀』の記述では、聖徳太子の命日は、
なんと1年もずれた推古29年(621年)の2月5日になっています。
(ただ、聖徳太子の薨去が書かれてあるのは日本書紀の巻二十二だったりします)


日本書紀 巻第二十二
(推古天皇の)二十九年の春二月の己丑の朔、癸巳(五日)に、
夜半に厩戸豊聡耳皇子命、斑鳩宮に薨(かむさ)りましぬ。
※その他の資料では、917年成立の藤原兼輔著の「聖徳太子伝暦」では、
聖徳太子の命日は、推古29年(621年)の2月22日になっています。
※こちらは、日本書紀と法隆寺系が混同されている?

という具合に、実は、それぞれの文献で、聖徳太子の命日は一定になっていないのです。


これについて、管理人が推測するに、(これはあまり強く言えませんが)
聖徳太子の命日は、当初は日本書紀の推古29年(621年)2月5日で設定されていた

・・・と思うのです。

しかしながら、"後の権力者(とそれに連なる勢力)の都合"からすると、
「上宮聖徳法王帝説」の推古30年(622年)2月22日の命日の方が都合が良かった。

そして、後に、2並びの日付は、猫とも結びつけられた。。。


これが、本当の所では無いか?と管理人は推察します。


※ちなみに、大山誠一氏は「「聖徳太子」の誕生」において、
法隆寺系資料は、日本書紀の成立から二、三十年後の成立であるとしています

※また、梅原猛氏は「隠された十字架―法隆寺論 」において、
法隆寺は天智九年(670年)に火災で一つの建物を余すことなく全焼しており、平城京遷都(710年)が為された元明天皇の和銅年間(705-715年)に法隆寺は再建されたとしています。法隆寺に運び込まれた財宝については、日本書紀成立頃(720年)以降の人物である元正天皇・県犬養三千代・光明皇后によって贈られたとしています。よって、法隆寺系資料の釈迦三尊像光背銘は信用できません。「上宮聖徳法王帝説」についても、梅原氏は種々の理由から由来は古いにしても信用し難い本だと述べています



だとすると、一体、誰がどんな理由で、聖徳太子の命日を変更したのか?
そして、なぜ、後に、その日付を猫と結びつけたのか?


その秘密は、、、
ズバリ猫之門の配置に隠されているのです^^


続きが気になりますが・・・今回はここまでとします^^;
次回は、猫之門の配置から、「猫」に課された性格を読み解きます。


▼電子書籍版しかありませんが、下記は宗教を考える上で、非常に参考になります


眠りから覚める猫④~四天王寺の配置図から解く「猫之門」~

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さて、、、
前回、前々回と、四天王寺の「猫之門」の謎について述べて来ました。

▼猫之門の蟇股に施された彫刻


今回は、前回申し上げたように、、、
「猫之門の配置」から、「猫」に課された性格を読み解きます。
(そして、聖徳太子の命日(2月22日)の謎にも迫ります)

前回までの記事は、下記をご覧ください。


「猫之門」と「寅之門」

では、早速、四天王寺の境内地図から、猫之門の位置を確認して見ましょう。

印が、西の石の鳥居で、
そこからずっと東に行った先に、「猫之門」があります。


【画像は四天王寺公式HPより】

猫之門は聖徳太子の命日(毎月22日)に開く居以外は開かずの門で、
塀の内側の太子殿に行くには、「猫之門」のすぐ南の「寅之門」から入る必要があります。

こちらの「寅之門」には、下記のようにが彫られています。

▼虎之門

▼虎之門の蟇股に施された彫刻

【上記二つの画像は車椅子で地元の名所旧跡めぐりより】


まぁ、見て頂ければ分かる通り、
「猫之門」も「寅之門」にも蛙股に彫刻があり、彫刻の仕様も似ています。

ですので、猫と寅、、、これらは、"一対で考えるモノ"なのですね^^


ですが、これだけでは、謎は解けません。
なぜ、猫と寅が一対なのだ?・・・と思いませんか。


まぁ、思えば、猫と虎(寅)は、非常に見た目だけは似ています^^;
(同じネコ科の動物ではあります)


しかし、「猫は虎の心を知らず」という諺があるように、
たとえ、外見は似ていても、猫には虎の心が分かりません。

だから、「猫之門」と「寅之門」とでは、外見上は同じ門であっても、
その彫刻に施された意味合い(精神性)は、丸っきり違う!のです。


だから、、、この四天王寺の「猫之門」と「寅之門」。。。




これらは一対のように造られてはいますが、、、
"わざわざ『似て非なる物』を示すために"造られている!

・・・と我々は理解した方が良さそうです。

(なぜ、似て非なるものを示す必要があるのか?という事については、またおいおい)


寅の性質を考える

先ほどの諺で、「猫は虎の心を知らず」というのがありましたが、
これは、小人物(猫)には、大人物(寅)の考えは理解できないと言う意味です。

つまり、この例えでは、寅>猫だと言っている訳ですね。


なぜ、猫より寅の方が重視されるのか?
それは、日本の古代から連綿と続く、暦の考え方にも関わっています。

これは、「迫りくる猫の国⑨~虎の頭はなぜ動く?~」とも関連しますが、、、
基本的に、寅月は、日本の旧暦正月に該当します。


つまり、「寅=おめでたい正月の象徴」でもあるのです。
(神武天皇の東征が始まったのも、甲寅年から始まりました)

だから、日本にとって、寅は縁起物なのです。


寅の縁起をかついだ「張り子の虎」の人形がありますが、
寅が頭だけ動くのは、五行で言えば、生命が胎動する木気の始まりであり、
新しい生命の誕生をも表しているのです。
(参考:「迫りくる猫の国⑨~虎の頭はなぜ動く?~



猫の性質を考える

寅が縁起物であるという事は、良く分かりました。
では、猫についてはどうでしょうか?


管理人は、下記で猫の性質についても言及していますね。
(参考:迫りくる猫の国③~鬼を使役する九州の根子岳~

実は、猫には、ほとんど良い諺がありません。
・・・というか良い意味で使われている諺が一つも見当たりません


特に象徴的な言葉が、「猫が肥えれば鰹節が痩せる」という諺で、、、

鰹節は、干し飯(ほしいい)に優る最高の備蓄食(兵糧食)ではありますが、
猫にとって、鰹節は大好物です。

したがって、猫が好き勝手に鰹節(国の備蓄)を食べて肥えていくと、
結果的に、神に納める食糧庫の食糧も尽きたり、国民も飢えて苦しくなります。

▼伊勢神宮内宮の屋根に乗った鰹木(牛の角と一緒に屋根に乗っている)

結果的に、国力はどんどん痩せ衰えていきます。


と言うように、結論として言える事は、、、
猫が好き勝手振る舞うのは、とても宜しくない!

・・・と言う事になるのですね^^;


とは言っても、、、
上記で述べた事柄は、あくまで諺だけで捉えた管理人の推論です。


現在は、空前の猫ブーム。。。


勝手な推論で「こんなに、かわいい猫が、悪者にされてたまるか!」
・・・なんて思う、猫好きの方も多数いらっしゃると思います^^;

そこで、次に、誰しもが理解できるように、
四天王寺の「猫之門」の配置に隠された意味を解いていきます。


四天王寺の「午王尊(ごおうそん)」

下記は、四天王寺の案内図で、太子殿の周辺をズームアップしたものです。

ご覧のように、25.猫の門と26.寅の門という表示があるのが分かりますね。


しかしながら、、、
上記の図の中には、実はもう一つ、、、決して見逃してはならない建物があります。

それは、こちら。。。
午王尊(ごおうそん)です。


午王尊(ごおうそん)は、お寺に似つかわしくない建築物で、
スサノオ(牛頭天皇)を祀ったものではないか?と思われます。(詳細は不明)

この中には、牛の像が何体か置かれているのが見えます。


この午王尊(ごおうそん)の正式名称は石神堂といいます。

<石神堂(いしがみどう)>
推古元年(五九三)創建。
四天王寺草創時、建築資材である石や材木を運搬した牛が、
伽藍が完成するや否や化して石となったと伝えられ、
堂内床下には牛王尊の巨石が安置されている。

後世、牛は草を食むことから、転じて、
「子供の顔にできる"くさ"をとってくる」との信仰を生み、
病気平癒を祈る人々によって、牛の絵馬が数多く奉納されている。

南無 大聖午王尊

(今は新しい建物にはなってますが)伝承を信じる限りでは、
どうも、石神堂(午王尊)は、四天王寺の伽藍完成直後に創建されていたようです。

牛王尊の巨石が床下に安置されていると言う事から、
恐らく、創建当初から、午王尊の場所は変わってないはずです。

だから、結果的に、午王尊と伽藍の配置は、創建当初から変わっていないと思います。
そう考えて、この伽藍中心と午王尊の関係を見ると、、、


やはりと言ってはなんですが、
石神堂(午王尊)は、中心伽藍からピッタリ東北の鬼門に位置しているのですね。

だから、元々は、午王尊は鬼門封じのために、祀られていたのでしょう。


もう一つの鬼門

ですが、話はこれだけでは終わらないのです。。。
この「午王尊」を、先ほどの「猫之門」「寅之門」と位置関係を対比させて見て下さい。

すると、、、何が見えてくるか?


もう、上記の図で、ハッキリ分かりますよね。。。
実は、この太子殿の周辺の建物の上でも、もう一つの鬼門が意識されているのです。

そして、大事な事に、、、
猫之門がちょうど鬼門に該当し、そこ配備されているのが「猫」なのです。

ですので、猫には、ただならぬ意味が隠されていると理解する事ができるのです。


思えば、猫は「根子」とも書き、根には、艮(うしとら)が含まれます。
まさに、猫(根子)は鬼門を象徴する動物と言って良い動物です。


ただ、、、
まだコレだけでは、猫の本当の性質は見えてこないかも知れません。

そこで、、、

次回は、四天王寺という仏教の寺らしく、
仏教の象徴図、、、涅槃図を使って、猫に秘された本質に迫ります!


管理人は、どちらかと言うと、仏教は苦手なので・・・
ちょっと読み解きには時間掛かるかもしれないので、ご容赦を^^;

裁かれない政治家と無力化する法律

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昨今、当サイトでは「眠りから覚める猫」のシリーズ記事を書いてますが、
こういうシリーズ記事は、それなりに調査も必要で、なかなか頻繁に更新ができません(--;

その間、サイト更新がお留守になってしまって、、、
更新を楽しみにしている方には、申し訳ありませんm()m


応援クリックして頂けると、、、多分、更新スピードがあがりますm(__)m
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それで、代わりと言っては何ですが、、、

今後は、シリーズ記事以外にも、"管理人の日頃考えている事"であったり、
"雑多な話題をテーマ"として、ちょっとだけ更新ペースを増やそうと思います^^;

と言う事で、本日のテーマは下記です。


急速にモラルが劣化する政治家と、、、無力化する法律

昨日は、2016年6月6日で、下3桁が666という日でした。
ある意味、特徴的な日柄ではありましたが、、、

この日、日本の法律が、徹底的に無力化している事を感じずにはいられない事件が、
一日に、二度も見受けられました。


一つ目は、公共工事について公務員に口ききした見返りに金品を受け取る
"斡旋利得処罰法違反"で嫌疑がかかっていた甘利明氏が、政治活動を再開した事です。


【報ステ】甘利前大臣 政務復帰を発表

この問題では、「千葉県内の建設会社の総務担当者による、メモや録音テープ」など、
これ以上ないほど十分な証拠資料が揃っていながら、、、

結局、嫌疑不十分で不起訴となってしまいました。


これで、有罪にならない日本というのは、とても法治国家とは言えません。


そして、もう一件は、皆さんよくご存知の、
都民の税金を、好き勝手に使って豪遊を繰り返していた都知事、、、

桝添都知事が、第三者の調査で、複数の支出を「不適切」と指摘しながらも
「政治資金の使途に制限はなく違法性はない」と結論づけられてしまったことです。

政治資金「違法性なし」 第三者調査


だいたい、調査対象から報酬を得ているにも関わらず、
厳しい客観的な第三者」と言いのける神経が分かりません。

そして、その「厳しい客観的な第三者」とは、
(検事の仕事をやめて弁護士になった)ヤメ検、佐々木善三氏なのですが、、、
彼の実績は、下記の通りです。


  • 東電事故調(擁護)
  • 薬で解雇されたトヨタのアメリカ人女元常務(擁護)→不起訴→帰国
  • 小渕優子の第三者委員会(擁護)→不起訴
  • 舛添都知事の厳しい第三者弁護士(擁護)

管理人の目で見て、この人物の、何処が「厳しい客観的な第三者」なのか分かりません。

そして、この弁護士に「政治資金の使途に制限はなく違法性はない」とされた桝添氏は、
今後も都知事を、続けていく意向のようです。。。


まぁ、桝添氏の話題にぶつけて、甘利氏の政治家復帰が行われる等、
そもそも、桝添氏の事件は、甘利氏を擁護するためのスピンニュースだったと思います。

しかしながら、双方とも「無罪」なのは、納得いかない国民も多いのではないでしょうか。


集団的自衛権問題で、「日本国憲法」が骨抜きにされてしまったように、、、
この二つの事件は、日本の法律の弱さが、もろに露呈してしまった事件でした。

そして、これら2件のニュースを通して、こう考えた人も多いはずです。


大物政治家には、日本国憲法や法律の規制が意味を為さない時代になってしまった。
「正義」と「裁き」と「公平」とが守られなくなってしまった。


、、、と。


悪に報いようと思ってはいけない

まぁ、管理人も、この状態の日本と今の政治家を嘆かわしいと思ってはいるのですが、、、
だからと言って、彼ら悪徳政治家を裁こうという意思は、まったくありません。

なぜなら、正義の裁きは、神様にお任せしようと思っているからです。


<ローマの信徒への手紙 第12章より>
だれに対しても悪をもって悪に報いず、すべての人に対して善を図りなさい。
あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。

愛する者たちよ。
自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。

なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。
わたし自身が報復する」と書いてあるからである。

むしろ、「もしあなたの敵が飢えるなら、彼に食わせ、かわくなら、彼に飲ませなさい。
そうすることによって、あなたは彼の頭に燃えさかる炭火を積むことになるのである」。

悪に負けてはいけない。
かえって、善をもって悪に勝ちなさい。
<ルカによる福音書 6章 37節>
「人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。
人を罪人だと決めるな。
そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。
赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。

まぁ、上記のような意味もありまして、、、管理人は、
政治家のする悪については、あまり義憤に駆られないように注意しています。

むしろ、心配なのは、、、
こうした「悪を許せない!」という義憤に駆られた人々の方です。


怒ってはいけない

こういう「怒り」がエスカレートしていくと、デモ行為がさらに発展して、
やがて、国内でのテロや内戦など、そういった事まで飛び火しかねません。

特に、若い人は「忍耐(我慢)」を知らない人が多いので、キレやすい人も多いです。
デモ活動はともかく、争いからは、すっぱりと縁を切るべきでしょう。


<箴言20章3節>
争いに関係しないことは人の誉である、すべて愚かな者は怒り争う。

また、ツイッター上やSNS等でも、
あまり声を荒げる人や争い好きな方とは同調しない事をお勧めします。


<箴言12章16節>
愚かな人は、すぐに怒りをあらわす、しかし賢い人は、はずかしめをも気にとめない。
<箴言15章18節>
憤りやすい者は争いをおこし、怒りをおそくする者は争いをとどめる。

そして、なるべく自分の発言にも、荒々しい言葉を使わなかったり、
相手を罵倒する事が無いように、注意した方が良いでしょう。


<箴言15章1節>
柔らかい答は憤りをとどめ、激しい言葉は怒りをひきおこす。

今は、添加物たっぷりの食べ物や、放射性物質等の影響からか、、、
人々が非常に怒り易い状態になっています。

実際、統計でも、激増しつつあるようです。


このように、「怒り」が我慢できない人が増えていますが、
「怒り」をコントロールするのは、重要な事なのです。

なぜ、怒りをコントロールするのが重要かと言えば、、、
それは、「怒りは、悪魔に隙を与える行為に他ならないから」です。


<エフェソの信徒への手紙 4章 26節~>
怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。
日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。
悪魔にすきを与えてはなりません。

ですので、、、、
「怒り」をもつ事柄からは、なるべく、自分を遠ざけるように努力しましょう。

ちなみに、怒りをコントロールできるようになると、、、
その報酬として、「大いなる悟り」が得られます。


<箴言14章29節>
怒りをおそくする者は大いなる悟りがあり、気の短い者は愚かさをあらわす。

まぁ、その報酬が具体的に何なのか?というのは、そのうち分かってくるでしょう^^;

・・・ともかく、今は、本当に悪い時代ですが、
忍耐をもって行動することをお勧めしたいですね^^


PS.
現在、仏教の「大集部月蔵経の預言 」を分析していますが、
昨今の法律の無力化は、最終段階の「法滅の時代」に入りつつある象徴と考えます。
(仏教の「法滅の時代」は、聖書で言う大艱難時代に相当すると思われます)

仏教経典でも、"人々が悪鬼によって怒り易くなる様"が描かれています。
怒りは、悪鬼を呼び寄せる行為なので、気を付けて下さい。
(この預言の詳細については、またそのうち書きたいと思います)

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